「今は代行バスに乗って、電車が動いている隣の駅まで行ってから高校に通っているので、女川駅から電車に乗って高校に行けることが楽しみ」

震災の年に中学校へ入学し、今年の春、高校生になった生徒は、笑顔をのぞかせながら言いました。

今回は、復興に向けて歩みを進めている女川町の様子をお伝えします。

震災の被害で休止中のJR女川駅が、2015年3月に開業する予定です。
写真は、女川駅の建設予定地を、2013年（上）と2014年（下）で同じアングルから撮影したものです。
2014年の写真は、道路横の土地の高さが大きく違っています。

女川町は、新しい町をつくるため、山を切り崩し、かさ上げ工事をしています。
住宅地は、2011年と同等の津波に対して、安全が確保できる高台などに整備されますが、宅地造成が完了するのは数年先の予定です。

JR女川駅の開業は、未来への一歩と言えるでしょう。
女川の子どもたちも、一歩一歩、未来へしっかりと進んでいってほしい。
そのために、女川向学館は、希望へつながる場所でありたい…私たちは、今日もそんな想いで子どもたちを迎えています。

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子どもたちの希望へつながる場所でありたい｜復興への教育支援　コラボ・スクール