困難を抱えた生徒たちが、 勉強するチャンスを取り戻すために

経済的な困難によって、勉強をあきらめてしまう子どもたちが生まれないように。

どんな家庭や地域に生まれ育った子どもたちでも、未来を閉ざされてしまうことがないように。あなたのご支援をお待ちしています。

「日本の子どもの6人に1人は、貧困状態にある」という見えない現実

「日本の子どもの6人に1人は、貧困状態にある」この数字を聞いて、実感できる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?私たちが、経済的困難を抱える高校生のサポートを本格的に始めたのは1年前。全国の教育関係者を訪ね歩き、高校生たちから話を聞くなかで直面したのは、胸を押しつぶされるような現実でした。「母子家庭のため、進学をあきらめた」「アルバイトに明け暮れ、高校を中退してしまう」「親からのDVや虐待に苦しみ、学校にさえ毎日通えない」彼らが困難のなかから立ち上がり、自立へと歩き出すために、私たちには何ができるでしょうか?

日本のGDPは世界第3位、子どもの相対貧困率は第9位。

「九九(くく)がわからない」そんな生徒たちにも大学生が親身に指導

そこで、神奈川県にある公立高校(県立田奈高校)で始めたのが、学習支援の取り組みです。入学選抜で学力検査を行っていない同校には、学習に課題を抱えた生徒が多く在籍しています。生徒の約3分の1は、ひとり親家庭。外国にルーツを持つ生徒もいます。「アルファベットの大文字と小文字の区別がつかない」「九九がわからなくなってしまう」そんな生徒たちは、厳しい経済状況や不安定な家庭環境のなかにいることも少なくありません。私たちは、彼らが放課後に集まって補習を受けられる「ゼミ」を用意。大学生を派遣して、親身になって勉強を教えています。

カタリバスタッフだからできる、生徒たちの「居場所」づくり

田奈ゼミ担当教諭 百木 彰 先生

勉強を教わるなかで、生徒はだんだんと大学生に心を開いてくれます。ふとした瞬間にこぼす、家族の悩みや進路への不安、そして将来の夢。ゼミは、生徒たちが安心して語り合える居場所にも。ゼミをきっかけに、不登校から「やっぱり勉強をしたい」と高校に戻った生徒も出てきました。

カタリバのスタッフは若い方が中心なので、生徒からみると身近な存在と捉えられ、学習に対する疑問や質問を素直にぶつけることができる、それが実はとても大切なことなんです。自分から質問できることが、学習に対する意欲の喚起につながっています。昨年までの田奈ゼミは学習に対して、受け身な姿勢で受講する生徒が多かったのですが、カタリバのスタッフが加わることでかなり積極的に取り組む生徒が増えました。昨年までの田奈ゼミの雰囲気とは明らかに変化しています。カタリバのスタッフの若さとやる気と情熱が生徒に伝わったのだと思います。生徒にとって、田奈ゼミはずっと身近で必要なものになりました。

カタリバの先生たちは人生の先輩〜田奈ゼミ生徒の声〜

・普通の授業より自分のペースでできて楽しいです。先生も面白いし、わかりやすい。田奈ゼミだと、授業中や家よりずっと集中できて、すごいと思います。最初は面倒だと思ったのに、すぐに休まずに通うようになりました。

・勉強だけじゃ無く、終わった後先生たちと笑いながら話すのも楽しいです。カタリバの先生たちは人生の先輩です。相談すると、「こうした方がいいよ」とかズバっと言ってくれて、それも楽しみです。

・テストの点数が上がってびっくりしました。とてもうれしかったです。中学の時は、1年生から授業がわからなくなってずっとそのまま過ごしていましたが、今はなんとかやれています。わからない問題が解けると楽しいです。

・田奈ゼミを続けてほしいです。週2日に増やしてほしいくらいと思っているくらいなので、2、3年生になっても通いたいです。新1年生の後輩たちのためにも必要だと思います。

支援のお願い~より多くの子どもたちへ支援を届けるために~

2016年度の田奈ゼミは、多くの皆様からのご支援で無事存続することが決定致しました。温かなお気持ち本当にありがとうございました。
カタリバは今後より多くの、困難を抱えた子どもたちへの支援を行なってゆきます。どんな子どもたちも、希望をもって未来を描くことは許されるはずです。環境の不利が学力の遅れを生み、将来の経済的な格差を生み出す、そんな格差の再生産を断ち切るために。生徒たちへ学びの体験をプレゼントしてくださいませんか?引き続きご支援を、心よりお待ちしています。

カタリバが目指す新しい高校の姿

困難を抱えた子どもたちが必要としていることはコミュニケーション、気持ちを発露できる場所です。田奈高校との連携を始めて強く感じたことは、基礎学習はコミュニケーションのツールである、ということです。基礎学習が共通の言語となって、別世界に生きている大学生と高校生をつなぐ。高校生にとっては理解したいこと、それを少し先に学んだ先輩が昔を思い出して教えることで、そこにはななめの関係が生まれ、カタリ場となります。わずかな時間で数学や英語を教える関係の中で構築された信頼関係から、高校生自身の悩みや想いなど、より深い話をしてくれるようになったりするんです。

僕が田奈高校と目指して行きたいことは、新しい高校の姿を作ることです。高校をプラットフォームとして、地域のものにしていくこと。様々な地域のリソースが活用され、すべての大人が教育の担い手となる、地域にななめの関係ができることです。出会う大人が限られている彼らが、学校を通して安全に様々な大人と出会えるようになる、そんな姿を田奈高校と実現させたいと考えています。

カタリ場事業部

ディレクター 堀井 勇太

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▼お問合せ

認定NPO法人カタリバ 広報・ファンドレイジング部

Tel: 03-5327-5667

E-mail : kaiin@katariba.net

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