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認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

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RECRUIT

業務委託

研究チーム

事業横断的に教育・福祉支援の社会的インパクト評価をおこなう研究者(フルリモート)

日本の教育のシステムチェンジに寄与するためには、「どのような伴走支援が、どのような効果を生むのか」ということを数字で可視化するなど、エビデンス(根拠)を担保することが必要になります。このエビデンスに基づく教育を実行していくために、現場の課題の抽出、データの整理や分析を通した解決策を提案できる専門的な知識と経験を有する人材を、現在、求めています。

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この職種で働くスタッフ

  • 池田 利基

    1993年大阪府生まれ。専門は社会心理学。行政による生活困窮世帯向けの伴走支援に携わる中で、データに基づいて答え合わせをしない伴走の在り方に違和感を抱く。これは社会課題だと考え、大学院在籍中に「科学的根拠に基づく伴走を全国に普及させる」を理念とした、伴走の効果検証に関する事業を立ち上げる。多数のNPO等と協働した後、現在はキッカケプログラムを中心に各種伴走の効果検証を行っている。DataCast代表、江戸川大学非常勤講師を兼務。

募集の背景

カタリバは、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来のために活動している教育NPOです。創業から20年で、職員数130名、経常収益16億円を突破。現在、7拠点、約15事業を運営しており、国内で活動する教育NPOとしては最大規模に成長しました。

20周年を迎えたカタリバでは、次の10年で「日本の教育のシステムチェンジに寄与する」ことを目標としています。直営事業を「研究開発拠点」と捉え直し、現場で起きていることを広く発信していきながら、政策への反映を目指したり、同じように現場をつくる意志のある方を支援したり、教育システム自体を変革することに着手していきます。

そのためには、「どのような伴走支援が、どのような効果を生むのか」ということを数字で可視化するなど、エビデンス(根拠)を担保することが必要になります。このエビデンスに基づく教育を実行していくために、現場の課題の抽出、データの整理や分析を通した解決策を提案できる専門的な知識と経験を有する人材を、現在求めています。

カタリバには既に、研究チームという名称でデータを取り扱う部門がありますが、今回の募集では、研究チームの増強として、新たに研究者を迎えたいと考えています。「教育や福祉の実践にはエビデンスが重要だ」という想いに共感する方のご応募をお待ちしています!

仕事内容

主に下記のような分析・報告業務をお任せしていきます。

■研究者の立場から社内事業に対するコンサルティング

ー各現場チームから実際に伴走をするなかで肌で感じた子どもたちや家庭の変化についてヒアリングします

■ロジックモデルの作成

ー現場チーム向けに、ロジックモデル作成のためのワークショップを開催します
ー投入する資源を勘案してどのくらいのアウトカムを狙うのかを現場チームと協議のうえ策定します
たとえば、「オンライン伴走を生活困窮世帯の子どもたちに対して実行すれば、子どもたちの非認知能力(ex. 自己肯定感、知的好奇心)が半年で向上する」という仮説をロジックモデルにあてはめていきます。

■評価指標の設定

ー「不登校」や「探究学習」などのキーワードをもとに、社会科学分野の先行研究(特に教育や福祉系の実験研究)のレビューをして研究チーム内で共有します
ーロジックモデル上の仮説をどのような指標で検証するのかを決定します
ー非認知能力のほとんどは既存の心理尺度で測定することが可能なので、ロジックモデルに適した心理尺度を収集し、現場メンバーに提案します

■統計的分析

ーロジックモデル上の検証のために分析計画を立案します。Python や R、HAD を使用してデータの下処理、重回帰分析などを実行します
ーこれらの仮説検定を実行し、仮説が指示されるかどうかを確認します

■レポーティング

ー団体内部や寄付者の方、連携企業向けに、データに詳しくない人でもわかりやすいように配慮しながら分析結果の資料を作成します
ー分析結果から何が言えるのか、どの仮説が支持されたのかを説明し、次のアクションを提案します

■その他

ー現場から蓄積したデータの活用方法について都度相談を受けることもあります
ー現場のニーズに応じて、柔軟に分析目的を整理し、データからわかることをお伝えします

仕事のやりがい

ー子ども福祉や教育に関する社会課題の発見だけでなく、効果的な支援要素の発見まで関わることができます
ー事業横断的な業務のため、子どもの貧困や不登校、ユースセンター、探究学習、校則見直しなど幅広い分野の事業のデータを取り扱ったり、多様な人々と接する機会が得られます

はたらき方

研究チームは現在、3名体制です。メンバーのバックグラウンドはそれぞれ、社会心理学、臨床心理学です。

フルリモートでの勤務となるため、副業などの他のお仕事との両立がしやすく、働く場所もご自身で決めることができます(都内近郊にお住まいの方は適宜高円寺オフィスに出社して勤務することもできます)。

勤務する曜日や時間は、出席する必要のある定例会(Zoom 等のオンライン会議ツールを用いて実施)の時間帯を除いて、自分自身の都合にあわせて自由に決めています。たとえば、平日に休みを設定して、土日に勤務することも可能です。

求める人物像

  • 「教育・福祉のDX」、「非認知能力」、「効果検証」、「サイエンスコミュニケーション」などのキーワードに関心がある方
  • 「教育や福祉の実践にはエビデンスが重要だ」という想いに共感する方
  • 主体性を持って変化に適応しながら物事に取り組むことができる方
  • 他者の考え方に寄り添うことが好きな方
  • 自分の知らない知識を吸収する前向きさがある方

求めるスキル・経験

  • 募集要項内を参照
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募集要項

  • 契約形態

    業務委託

    ※正職員、非常勤職員などのご希望があれば応相談

  • ポジション

    研究者・データサイエンティスト

  • 部署

    研究チーム

  • 場所

    ご自宅など
    ※完全リモートワークのため、インターネットに接続できる環境であればお住いの地域は問いません

  • 稼働時間

    稼働時間目安:週20時間~40時間のなかで応相談

  • 業務委託費

    週20時間目安の場合:月額 160,000円~
    週40時間目安の場合:月額 320,000円~
    ※目安、1時間あたり2,000円~2,600円程度を想定
    ※経験・スキル・想定される業務などによって相談

  • 環境・職場の雰囲気

    *服装は自由です
    *役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です

  • 契約期間

    当初半年、以降半年ごとの契約更新

  • 応募資格

    (1)(2)は必須、(3)~(6)のうちいずれか一つ以上当てはまる方

    (1)大学院修士課程、博士課程修了(在学中も可)
    (2)Python、Rを用いて統計分析ができる方
    (3)経済学、教育学、心理学、社会学分野のいずれかで量的研究経験のある方
    (4)民間企業等でデータサイエンティストとして勤務経験のある方
    (5)コンサルティングファーム、シンクタンク、リサーチ会社などで勤務経験のある方
    (6)プロジェクトの責任者経験がある方(チームリーダーとして他者をまとめた、対人折衝をこなした経験がある方)

  • 採用予定人数

    1名

  • 選考プロセス

    ▼書類選考(履歴書、職務経歴書、研究業績書)
    ※研究業績書は、研究経験のある方のみ
    ▼オンライン面接(研究チーム責任者 菅野+研究員 池田)
    ※面接内でテストを行う場合があります
    ▼内定

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