
既存の校則やルールに対して生徒が主体となり、先生・保護者など関係者との対話を重ね、納得解を作ることを通して、課題発見・合意形成・意思決定をする力を高めていく「ルールメイカー育成プロジェクト」。本プロジェクトを一緒に推進してくださる方を募集します。
本募集への応募には説明会への参加が必須となっております。
まずは下記ページより説明会へのお申込みをお願いします。
「生徒や学校とともに、校則・ルールを見直すプロジェクトの推進担当」募集説明会
この職種で働くスタッフ
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菅野 祐太
1987年生まれ。2009年、早稲田大学教育学部を卒業。同年、リクルートキャリアに入社。 祖父母宅が岩手県陸前高田市にあった縁もあり、東日本大震災を機に、2011年9月からコラボ・スクール大槌臨学舎の立ち上げに従事。一時、リクルートキャリアに戻るも、2013年4月から、大槌臨学舎の統括担当として勤務。2018年4月より大槌町教育専門官として、他の自治体では類を見ないNPOから行政で勤務。
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山本 晃史
1990年生まれ、愛知県出身。静岡県立大学を卒業後、杉並区でまちづくりに取り組む団体や外国人支援を行う交流協会などで、パラレルキャリアを築く。その後カタリバに参画し、文京区青少年プラザb-labでユースワーカーとして中高生の余暇活動支援を行うほか、探究的な学びについて学校内外でのプログラムを担当。
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古野 香織
1995年生まれ、東京都出身。中央大学法学部在学中に「18歳選挙権」が実現したことがきっかけで、同世代の若者の投票率向上や政治参加を推進するための活動をスタート。東京学芸大学大学院教育学研究科では「外部人材と連携した主権者教育」について研究・実践を行う。学校の中の「民主主義」と「対話」の実現こそが主権者育成のための第一歩になるのではないかという思いから、2021年4月より新卒でカタリバに参画し、ルールメイカー育成プロジェクトに携わる。
募集の背景
注目が集まった「ブラック校則」見直しを通じて、学びの機会をつくる
生まれつき茶色い頭髪を、黒髪に染めることを強要されたとして、生徒が訴訟を起こした事件をきっかけに「ブラック校則」という言葉が生まれ、ここ数年、子どもにとって理不尽とも捉えられるルールを強いる校則への注目が集まっています。
そこでカタリバは、学校の校則・ルールに焦点をあて、生徒・先生・保護者などが対話と調査を重ね、見直し、納得解をつくることを通して学ぶ「ルールメイカー育成プロジェクト」を昨年、立ち上げました。本事業は経済産業省「2020年度未来の教室実証事業」に採択されました。
本プロジェクトを進めるに当たり、学校外の人材がコーディネーターとして参画することには大きな意味があります。第三者が入ることで、生徒たちがより多様な視点を持って、校則やルールについて考えることができるためです。
単に校則やルールを見直すだけではなく、生徒たちがこれからの不確実な時代を生き抜く力を身につけるために、この活動は大きな意味があると考えています。この想いをともにして、本プロジェクトを一緒に推進してくださる仲間を募集します。
<参考記事>
「生徒と校則をつくる”ルールメイキング”、やってみてどうだった?」先生たちに聞きました
2/23「未来の学校のルールメイキング」ワークショップ 開催レポート
仕事内容
先生と生徒の橋渡しをしながら、プロジェクトを推進
カタリバの運営事務局メンバーと連携しながら、コーディネーターとして学校におけるプロジェクトを担当。学校の先生方や生徒たちと連携をして、校則改訂に向けた一連のプロセスを担当していただきます。
過去の事例や事務局からの研修/サポートを踏まえて、生徒たちの課題発見・解決能力を育むために、以下のような業務をお任せいたします。
〈具体的な業務内容〉
・校則改訂の実現に向けた、全体像の設計
・先生、生徒へのヒアリング
・ルールメイキングのプロセス提案、進捗管理
・ワークショップの企画運営
・生徒たちへの伴走
・活動のレポーティング など
仕事のやりがい
カタリバがこれまで築いてきた学校との協働関係を基盤に、学校改革の最前線で活動し、「ルールメイキング」という新たなプロジェクトを各地に広げていくことができます。学校や先生方、生徒や保護者の方、地域の方と連携をして、新たなチャレンジの推進に携われることは、今参画していただく醍醐味の一つです。
本ポジションでは、「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて外部の人材として携わっていただきます。生徒や先生、学校が変化していく様子を間近で見ることができるのは、他ではなかなかできない経験です。さらにはこのプロジェクトの成功が、生徒たちがこれからの不確実な時代を生き抜く力を身につけるために必要な、教育のアップデートにもつながっていきます。
求める人物像
- 校則を変えることありきではなく、生徒が学ぶ教育機会と捉えられる方
- 先生・生徒の話に真摯に耳を傾け、受け止めることができる方
- 学校のスピード感や進め方を尊重しながら取り組む姿勢のある方
- 情報やノウハウが十分には蓄積されていない新規事業において、トライ・アンド・エラーを楽しめる方
求めるスキル・経験
- 対話を通じて、ニーズや課題を引き出し特定する力
- 利害関係を調整し、合意形成を行った経験
- プロジェクト推進力
- 詳細は募集要項内をご確認ください
募集要項
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契約形態
業務委託契約
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募集ポジション
コーディネーター
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配属事業
ルールメイカー育成プロジェクト
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活動場所
基本は在宅勤務となりますが、学校への訪問が必要となる可能性がございます。その際の活動場所は、担当の学校の所在地に準じます。
なお、担当校は、経験・スキルなどを考慮し、事務局がアサインします。 -
稼働時間の目安
15~30時間/月程度
※週に1度、夕方の時間帯に、担当校の先生や生徒と1~2時間のオンラインミーティングがあります -
業務委託費
3万円~/月
*ただし、当社規定により経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定 -
契約期間
2021年6月~2022年3月
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応募資格
<必須>
・対話を通じて、ニーズや課題を引き出し特定する力
・利害関係を調整し、合意形成を行った経験
・プロジェクト推進力
<歓迎>
・学校現場や先生と関わった経験(ボランティアなど含む)
・セールスなどでの顧客折衝経験 -
募集人数
10名程度
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選考プロセス
▼オンライン説明会参加
▼書類選考
▼面接
▼内定*新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、選考はオンラインで完結しています。