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【事例紹介】b-lab:やりきった!演奏会終了!

レポート

8月28日(日)、文京区にある中高生のための秘密基地「b-lab(ビーラボ)」で、ジャズバンド”BAZZ”による演奏会が行われました。

BAZZとは、b-labのBとジャズのjazzのAZZを組み合わせた「b- labのジャズバンド」のこと。

中高生がジャズへの一歩を踏み出せる場所に。
一人一人が音楽を通して活躍・成長できる場所に。
未だ見ぬ仲間や地域と繋がる場所に。

そんな熱い思いを持って結成されました。

今回演奏を行うのは、第2期のBAZZ。今期のゴールとなる演奏会を迎えるために、練習を重ねてきました。

 

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(当日の司会進行について話し合うメンバー)

 

8月24日に開催された夏フェスで初ステージに立ったとはいえ、演奏会そのものを自分たちの手で作り上げるのは、また違った緊張があります。お客さんは来てくれるのか、MCはちゃんとできるか、夏フェス以上の演奏ができるか。期待と不安が入り混じる中、いよいよ開演時間となりました。

 

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(まずはゲスト、尚美ミュージックカレッジ専門学校の先生方による演奏から)

 

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(無事にお客さんも集まってくれました。)

 

まずは、演奏を指導してくれた尚美ミュージックカレッジ専門学校のみなさまのゲストライブ。圧巻のパフォーマンスに、聴衆もぐいぐい引き込まれていきます。

第2期のBAZZがコンボスタイルでスタンダードジャズをやってみよう!と決めたのも、尚美のみなさんの演奏がきっかけでした。

 

ゲストライブとBAZZの演奏の幕間。コンサートマスターのしんじくんから、お客さんに向けてBAZZの紹介をしました。

 

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(BAZZの活動についてプレゼンするしんじくん)

 

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(感じた課題とどう向き合ってきたか、話していました)

 

そしていよいよBAZZのステージがはじまります!まずは、東京スカパラダイスオーケストラの「Call From Rio」という曲から。

 

MCでの曲紹介やメンバー紹介。たどたどしくも、中高生メンバー自身で演奏会を進めていきました。

 

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2曲目からはジャズのスタンダード曲。まずはThe Chickenを演奏しました。ソロをとるのは中学2年生の”みね”と、中学1年生の”ゆめ”です。

 

「アドリブってどうやるの?わかんない」というところから始まった4月を思い返すと、ここまでカッコよくソロをとれるようになった二人の姿には、ぐっとくるものがありました。

 

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ここで、BAZZの第1期卒業生であるギタリストの”りくと”を招き入れて、Omens Of Loveを披露しました。

 

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(ギターと電子サックスの掛け合い!)

 

これまでと一転、ロックな曲に会場も大盛り上がり。

 

最後は再びみんながステージ上に。尚美のみなさんの演奏を聴いて、スタンダードを演奏するきっかけになった曲、Watermelon Manを演奏しました。

 

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アンコールでは尚美のみなさんもステージに!中学生も高校生も、サポートしてくれた大学生もプロミュージシャンの先生も入り混じって演奏しました。

 

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一人ひとり、順番にソロを吹いていきます。先生方と一緒のステージでも堂々と楽しんで演奏する姿は、見ていて本当にかっこよく、感動しました。

 

管楽器だけでなく、ギターの中学3年生、”はまちゃん”と、サポートドラマーの高校2年生、”こーきち”が安定したリズムで演奏を支えます。

 

この演奏会には参加できなかったけれど、夏フェスではピアノの中学2年生、”りなこ”もステージに立ちました。

 

ジャズギターもジャズピアノも、その習得は決して簡単なものではありません。しかし、それに取り組んでステージに立ったこと。やりきったこと。間近で見ていても、その成長には目を見張るものがありました。

 

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(やりきった!中高生メンバーと、サポートメンバーの大学生&b-labスタッフで記念撮影。)

 

つまずき、あたふたすることもありましたが、中高生メンバーが自分たちの手で何から何までやりきった演奏会。本当にお疲れ様でした。

 

(文責:瀬川知孝)

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