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毎日新聞に掲載~「コラボ・スクールながの」継続開設、保護者から感謝の声~[メディア掲載]

令和元年台風19号支援お知らせメディア掲載

2019年12月11日(水)毎日新聞にて、NPOカタリバが長野県にて取り組む令和元年台風19号の支援について掲載いただきました。

全国各地の被災地で子どもへの支援をしているNPO法人「カタリバ」(東京)が、台風19号で甚大な被害を受けた長野市で10月19日から支援活動を始めて間もなく2ヶ月がたつ。被災した子どもたちを預かり、安心して過ごせる居場所を開設してきた。

(中略)

被災した親が子どもに暴言を吐いてストレスを発散したり、親を亡くした子どもが心を病んでしまったりしたケースを知る代表理事の今村久美さんは「災害によって人生が(マイナスに)変わる親や子どもを一人も出してはいけない。そのためには、子どもたちが安心して過ごせる居場所を作り、親が生活再建に集中できる環境を作ることが大事」と力を込める。

(中略)

小学2年の男の子は、保護者が避難所での生活をためらい、1ヶ月以上、駐車場で車中泊を余儀なくされてストレスをためこんでいた。ここに通うようになってから他の子どもへの暴力がやんだという。
保護者からは「子どもたちのキラキラした目を見られて救われた」「子どもが行きたがる場所に預けられてありがたい」など感謝の声が寄せられている。

(中略)

広々としたスペースでブロックやボードゲームで遊ぶ子どもたちの様子を見守りながら、スタッフの戸田寛明さんは「体を動かせないことは子どもにとって大きなストレス。ああしろこうしろと言われない安心安全な環境で、自由に遊んでもらうことが心の安定につながる。子どもが安定すると、親も心が安定する」と指摘する。

(中略)

戸田さんは「被災地はまだまだ復旧や復興が進んでいない。子どもたちは落ち着いてきたが、精神的に不安定で『学校に行きたくない』と話す子どももいる。現地の団体と協力しながら来年以降も細く長くしえんしていきたい」と見守る。

(記事本文より一部抜粋)