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認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

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新事務局長就任のお知らせ

お知らせ

認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、2024年4月1日付けで、渡邊洸(わたなべこう)が事務局長に就任することをお知らせいたします。

ご挨拶

この度、事務局長に就任した渡邊洸です。
東日本大震災をきっかけにカタリバへ関わり始めて11年以上が経ちました。最初に携わった女川向学館では、日々、被災した子どもたちが自分の置かれた環境や自分自身と向き合い、自ら次の一歩を選択して歩み続けるにはどうすればよいか、ということを仲間と考えながら、子ども達と対話し、キッカケを仕掛け続けました。

「目の前の子どもたちに一番必要だと思うことをとことん追求する」・「常に熱気のある場づくりにこだわる」。私の考えるカタリバの良さは現場で体得したものです。

それから10年以上が経ち、そのような現場を作るだけではなく、それに共感してくれる全国の仲間と協力しながらより多くの子どもたちに機会を届ける、ということも少しずつ実現できるようになってきました。「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」に向けて、「意欲と創造性をすべての10代へ」届けるというミッションの達成にカタリバは着実に近づいています。

都市部でも地方でも、子どもたちは様々な課題を抱えています。それらに多様なアプローチを仕掛け続けるカタリバだからこそできることがまだまだあるはずです。現場での経験から新しい課題を見つけ解決策を試行する「探究力」、解決策を高いレベルで提供し続ける「実践力」、実践した解決策を全国に広めていく「波及力」、この3つの力をこれまで以上に組織・個人として高めていくことがこれからのカタリバの課題だと考えており、それを実現できるよう尽力していく所存です。引き続きよろしくお願いいたします。

2024年4月1日付けで事務局長に着任する渡邊洸(わたなべこう)

略歴

1983年生まれ。岩手県北上市出身。北海道大学公共政策大学院修了。 地域資源を活用したまちづくりについて学んだ後、地方自治体の行政改革、業務改善を支援。以前より地元へ戻ることを考えていたが、東日本大震災からの復興を支援することが先決と考え、2013年2月よりカタリバへ。女川向学館と大槌臨学舎、マイプロジェクト東北事務局の責任者を経て、現在はユースセンタードメインとインキュベーションドメインのディレクターを務める。2024年4月に事務局長就任。

紹介記事

「ここがあったから夢が見つかった」という居場所をつくりたい。被災地の子どもたちとの8年間/Spotlight
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/interview210205/