NewsRelease/READYFOR×NPOカタリバ、能登で子どもを支える地域の挑戦、3団体のコミュニティ拠点づくりが設置に向けて始動
認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、能登半島地震を受けて地域団体と共に推進してきた休眠預金活用事業2024年度通常枠「能登にみんなでコミュニティハウスをつくる」事業において、2026年度より拠点設置に向けた取り組みがスタートしたことをお知らせします。
2024年1月1日に発生した能登半島地震・奥能登豪雨からの復興の中で、本プロジェクトは地域の方々と共に、子どもから大人まで多様な人が集う居場所の構想を育んできました。今後は、具体的な拠点の設置と運営に向けた取り組みを進め、2026年10月頃の開設を目指します。READYFOR株式会社(所在地:東京都千代田区、代表:米良はるか、以下READYFOR)と連携のもと、本プロジェクトを推進しています。
なぜ今、地域の担い手なのか。子どもの未来を育む復興の環境づくり

能登半島地震からの復興が進む中で、住宅やインフラの整備は徐々に進んでいる一方、人口流出や担い手不足が続き、地域の営みそのものが揺らいでいます。
こうした状況の中で、子どもたちは安心して過ごせる場所や、多様な人と関わりながら学び・挑戦する機会が限られています。発災から時間が経つにつれて、地域外からは見えにくい不安や、学びや経験の不足といった課題が、現場でも感じられるようになってきました。
カタリバはこれまでの被災地支援の現場で、子どものそばには、地域で何かを始めようとする大人や、人と人とのつながりがあることが、安心や学びにつながっていく様子を見てきました。外部からの支援だけで支え続けるのではなく、地域の中で人々の挑戦や活動が続いていくことが、結果として子どもたちの未来を支える力になっていくと感じています。
そのため本プロジェクトでは、子どもへの直接支援だけではなく、地域の人々が主体的に関わり、活動を生み出していく環境そのものを共につくることを大切にしています。
地域主体で広がる拠点づくり、3団体のコミュニティハウスが建設段階へ
休眠預金活用事業2024年度通常枠「能登にみんなでコミュニティハウスをつくる」は、3か年の計画で、子どもから大人まで多様な人が集える拠点を地域団体と共に設計・運営し、その運営が地域に根付くことを目指す取り組みです。
初年度にあたるプランニングフェーズ(1年目)では、団体の基盤体制の構築や建築計画の立案、地域との対話などを進めています。各団体が円滑に本事業を遂行できるよう、拠点設置の前に、団体の基盤体制構築、拠点の建築・運営計画の立案、地域との対話を行いました。詳細はこちらのリンクよりご参照ください。
続く拠点設置フェーズ(2〜3年目)では、3団体に対して重点的に伴走しながら、具体的な場の整備や運営準備を進めていきます。2026年度はこのフェーズに移行しており、早い地域では2026年10月頃の開設を予定しています。
本プロジェクトは、READYFORと連携して推進しています。カタリバが培ってきた子ども支援や居場所づくりの知見と、READYFORが持つ資金循環や持続可能な団体運営のノウハウを掛け合わせることで、単なる拠点整備にとどまらず、地域の中で活動や関係性が育ち続ける仕組みづくりを目指しています。
現在、3団体が採択され、それぞれの地域特性を活かした拠点づくりが進められています。3か年の伴走支援を通じて、拠点の立ち上げたその後も地域で持続的に運営されていく状態を目指します。
▼公式WEBサイト
https://fund.readyfor.jp/d_deposits/24_ktrb
採択団体の紹介
■一般社団法人甲駅食堂(かぶとえきしょくどう)

活動エリア:穴水町甲地区
審査のフィードバックとして「人口過疎が急激に進む地域にとって、これがラストチャンス」という言葉があったことが印象的で身が引き締まる思いです。震災前からの根本的な課題解決に向き合い、集落の未来のために中長期で取り組んでいきたいと思います。
WEBサイト:https://www.kabuto-fukkodan.org/?utm_source=ig&utm_medium=social&utm_content=link_in_bio&fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAc3J0YwZhcHBfaWQPOTM2NjE5NzQzMzkyNDU5AAGn9euAwreeQGsibUygPEuVVYyXDAxZQbbS84fnHjDJWMCPCbFC-GwOWX9-rs0_aem_2evp3SqAAQE7Ey6Ebw8ceA
instagram:https://www.instagram.com/anamizu_kabuto_fukkodan/
■一般社団法人萬学舎(よろずがくしゃ)
活動エリア:輪島市町野町
医療法人山桜会にてプランニングフェーズを進める中で、技術的な問題をクリアするため一般社団法人萬学舎を立ち上げて採択されました。活動が医療法人に留まらず広い分野に発展していくだろうという思いから新団体を立ち上げることになりました。団体名の「萬(よろず)」には百姓の100倍の知恵を培うという意味が込められており、住民と共に楽しく成長していきたいです。
WEBサイト:https://uchi-tatezzo.com/
instagram:https://www.instagram.com/noto_loghouse/
■一般社団法人三重支援チーム楽笑(みえしえんちーむらくしょう)

活動エリア:能登町小木地区
法人化から間もない中で、7ヶ月間のプランニングフェーズは団体や自らの成長にも繋がり、とてもありがたかったです。これから約2年間、工事を通じてもこどもから大人までの成長に携わる選択肢ときっかけを作る場を目指したいです。
WEBサイト:https://rakusho.org/
instagram:https://www.instagram.com/noto_yuwakashi/
問い合わせ
取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
https://www.katariba.or.jp/report/(担当:カタリバ広報 阿部)