7月は「夏休み」が始まります。
「夏休み」といえば、花火やお祭り、家族で海や山へ旅行。
子どもたちがワクワクする季節です。
しかし「夏休み、楽しみ!」という声は、
実は、カタリバの子どもたちの場合はあまり聞こえてきません。
「学校が休み」それは「給食がない」ということです。
カタリバが支援する生活困窮世帯にとって、給食は子どもの成長に欠かせない1食です。
カタリバの居場所施設では、夏休みは毎日、昼夜2食を無料で提供します。
一方でヤングケアラーなど、カタリバの居場所に来られない事情のある子どもたちもいます。
自宅にいる子どもたちにも、食事を届けられるよう、今、「夏休み食事支援プロジェクト」の準備を進めています。
栄養バランスがとれたご飯を届けることと一緒に、「あなたのことを気にかけているよ」ということも届けられたらと思っています。
給食のない40日間が始まる
「最近は、おかずやご飯の量を減らしています。
夏休みが始まったら、昼食代もかかると思うと、怖いです」
先月カタリバが支援している家庭に、夏休みの心配事をうかがったところ、こんな声が返ってきました。
支援家庭の年収は、200万円以下が6割。
物価高は家庭の経済状況を直撃しています。
「制服や学校の体操着は中古品で洗い替えはなし」
「親は1日2食でおさえている」
「誕生日はスーパーのシュークリームを1つだけのお祝いにしたけれど、子どもの笑顔が見れてよかった」
普段から節約に努めてやりくりしているなかで、夏休みの昼食は悩みの種です。
家庭に食事を直接届ける
昨年、カタリバでは夏休み中に「給食の代わりのお昼ご飯」として、子どもたちの分の冷凍弁当を家庭に宅配する取り組みを実施しました。
「子どもが家計を気にして『お腹すいてない』と言うことがあったのですが、冷凍弁当が届いたことで、お腹いっぱいになることができました」
そんな声が届きました。
「お弁当が届いたこと以上に、気にかけてくれる方がいることが嬉しかった」
こうした声も届きました。
いつもご支援いただいている皆さまがいるからこそ、「大丈夫。ひとりじゃない」というメッセージを活動と共に届けられていると感じます。
約1万食を全国に届けたい
昨年は多くの方のご支援のおかげで、北海道から沖縄まで、子ども471人に8,478食を届けることができました。
今年も、支援家庭にヒアリングを行い、必要としている方に必要な数を届けたいと思っています。
現在集計中ですが、物価高の中で家庭の経済状況は厳しく、食事を届ける必要性を強く感じており、今年は約500人に1万食を届ける計画を立てています。
生活困窮世帯の親子が、厳しい暑さが続く夏休みを乗り越えられるよう、皆さまと一緒に応援できればと思っております。
▼カタリバ「夏休み食事支援プロジェクト」へのご寄付のお申し込み
https://www.katariba.or.jp/sprit/now/lunchproject2026summer.php
あたたかい応援をよろしくお願いいたします。