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PressRelease/奥能登5校の高校生・保護者・地域住民が集い、高校の未来を語り合う「高校魅力化未来トーク」を7月より5地域で順次開催

令和6年能登半島地震支援お知らせプレスリリース

認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、石川県教育委員会が主催する「高校魅力化未来トーク」の運営事務局として、2026年7月より奥能登5地域での開催を順次実施します。

本企画は、奥能登高校魅力化の取り組みのひとつとして、高校生・保護者・教員・地域住民・卒業生などがこれからの高校教育について対話する場です。参考意見の収集にとどまらず、今後の奥能登の高校づくりに活かしていきます。

奥能登地域が直面する、少子化・震災・教育資源の不足

奥能登地域では、少子化が急速に進んでいます。2015年から2025年の10年間で年少人口は47%減少し(*1)、能登半島地震・奥能登豪雨の影響も重なり、震災前後の小中高の在籍生徒数を比較すると、776人減少しました。(*2)。2025年10月時点の奥能登地域の0歳児は108名(*3)のため、何も手を打たなければ生徒数が5校で1学年100名を割り込む可能性があると指摘されています。

奥能登地域では自宅から通学できる高校の選択肢が少ないため、多様な進路希望を持つ生徒が1つの学校に在籍しています。また小規模校が抱える課題として教員数が少ないため、一部の科目が開設できないケースがあり、進学を希望する生徒には放課後補習等の個別対応が必要となります。さらに、震災がきっかけとなり地域の学習塾などの教育事業者が減少するなど、学校外での学習機会も薄れつつあるのが現状です。

こうした課題は奥能登地域に限ったことではなく、日本全国の地方・地域が抱えている課題とも捉えることができます。災害を経験した奥能登地域から、課題の解決の糸口を切り拓こうとしています。

震災を経た奥能登の高校改革。石川県が「復興探究コーディネーター」を配置

こうした状況を受け、石川県教育委員会は奥能登地域の高校魅力化推進に向けた取り組みを進めています。「奥能登県立高校魅力化検討ワーキンググループ」が2025年度より開催され、奥能登5校の校長、4市町の教育長、有識者等の多様な立場の関係者と高校魅力化について議論が交わされました。学校現場における取り組みをサポートするのが、奥能登5校(穴水高校・能登高校・門前高校・輪島高校・飯田高校)に配置される「復興探究コーディネーター」です。

コーディネーターは、各校の教職員と連携しながら、生徒のフィールドワークや地域活動、外部講師による学習機会の企画・調整を担います。また、地域の行政機関や事業者との協働体制を構築し、探究活動を通じて学校と地域がつながる環境をつくることを目指しています。2026年度は3名のコーディネーターが配置され、奥能登5校のネットワークを形成し、学校を越えた協力・支援体制の構築も役割のひとつです。

カタリバは石川県教育委員会から委託を受けてコーディネーターを配置し、他のコーディネーターとも協力しながら、奥能登5校の県立高校を対象に、高校生の探究活動の推進をはじめとした学校の魅力化を支える取り組みを行っています。

なぜ今、地域が集まって語り合うのか「高校魅力化未来トーク」

高校を取り巻く環境の変化が求められるいまだからこそ、高校生・保護者・教員・地域住民それぞれが高校に対して抱く期待や不安を、立場を越えて話し合う機会をつくることが必要です。高校魅力化には高校生・教員・保護者・地域の声など、当事者の声が欠かせません。さまざまな立場の声を持ち寄り、教育を地域全体でつくっていく。そうした思いから、魅力化の取り組みのひとつとして「高校魅力化未来トーク」が設けられました。ここでの対話は参考意見の収集にとどまらず、今後の奥能登の高校づくりに活かしていきます。

【概要】奥能登高校魅力化未来トーク
開催期間:能登町:7月29日(水)18:00-20:00(会場:能登町役場)
                  輪島市:8月 5日(水) 18:00-20:00(会場:門前公民館)
                  珠洲市:8月 9日(日) 10:00-12:00(会場:珠洲市民図書館)
                  輪島市:8月 9日(日) 15:00-17:00(会場:輪島消防署会議室)
                  穴水町:8月 10日(月) 18:00-20:00(会場:穴水高校)
開催地域:奥能登エリアの高校がある地域(飯田高校・能登高校・輪島高校・門前高校・穴水高校)各1回
対  象:高校生・保護者・教員・地域住民・卒業生など、奥能登の高校改革にご関心がある方
形  式:ワークショップ形式(5〜6名のグループによる対話)
内  容:理想の奥能登地域の高校像・実現に向けた課題についてのアイデア出し
参加費 :無料
主  催:石川県教育委員会
運営事務局:認定特定非営利活動法人カタリバ
取材依頼:https://www.katariba.or.jp/report/
※一般の方の当日参加は可能ですが、報道関係者の方は事前に石川県教育委員会またはカタリバへご一報ください。事前申込がない方の取材はお断りする可能性がありますことを予めご了承ください。

カタリバは石川県庁とともに「のと未来トーク」「わじま未来トーク」を運営し、住民の声を復興計画へ反映するサポートをしてきた経緯もあります。こうした現場でのつながりを土台に、今回の運営事務局を担っています。

問い合わせ

取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
https://www.katariba.or.jp/report/(担当:カタリバ広報 阿部)

*1 いしかわ統計指標ランド 石川県の年齢別推計人口(令和7年・平成27年)をもとにカタリバにて算出
石川県の年齢別推計人口~令和7年10月1日現在推計~
https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=5285

石川県の年齢別推計人口~平成27年10月1日現在推計~
https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=3039

*2 いしかわ統計指標ランドより石川県学校基本統計(学校基本調査の結果)をもとにカタリバにて算出
令和7年度石川県学校基本統計(学校基本調査の結果)
https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=5288

令和5年度石川県学校基本統計(学校基本調査の結果)
https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=4834

*3 いしかわ統計指標ランドより石川県の年齢別推計人口~令和7年10月1日現在推計~
https://toukei.pref.ishikawa.lg.jp/search/detail.asp?d_id=5285