認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は2001年の創立より、さまざまな教育支援活動に取り組んできました。設立25年という節目に際し、私たちが目指す「どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会」に向けて、より多くの人が子どもたちに関わる方法を考える社会発信プロジェクト「子どもの“いまとこれから”会議」をスタートすることになりましたので、お知らせします。

社会が大きく変わるなかで、「正解のない時代」を生きていく子どもたち
テクノロジーの進化、価値観の多様化、雇用や家族のあり方の変容など、社会は大きな変化の時代を迎えています。
そんな中、子どもたちはこれから「正解のない時代」を生きていかなければなりません。不登校やいじめの増加、総合型選抜をはじめとした入試制度の変化、子どもたちの環境や学び方の多様化、そして教員不足。こうした状況は、教育現場だけの課題ではなく、社会全体の変化が子どもたちに影響しているとも言えます。
これまで、子どもたちの教育を支えてきたのは、主に家庭や学校、教育関係者たちでした。社会がこれほどまでに複雑化した今、その役割を限られた人たちだけで担うことが難しい世の中になってきている中で、立場や専門を越えて、より多くの人がさまざまなかたちで、子どもに関わっていくことが求められています。
教育を社会みんなで考える。多様な人が子どもに関わっていく必要性
カタリバは2021年に団体を設立し、これまで25年間にわたり子どもや若者の声に耳を傾けながら、教育の現場に向き合ってきました。
子どもたち一人ひとりの声に真摯に向き合あう中で、子どもたちを取り巻く教育には、「学校」や「家庭」だけではなく社会全体で考え、関わっていく必要性を感じています。そのような想いからカタリバ25年目の節目に「子どもの“いまとこれから”会議」を立ち上げます。
本企画では、教育関係者に限らず、企業人、表現者、研究者、地域で活動する人など、立場の異なる人たちが集い、「子どもを軸に、これからの社会をどう描いていくのか」という問いを共有します。
子どもたちが生きていく社会をつくっていくのは、今を生きる私たち一人ひとりです。「子どもの“いまとこれから”会議」は答えを出す場ではなく、問いを持ち続け、より多くの人たちが関わることの出来る場として、どうすればもっと優しい社会をつくっていけるのかについて対話を重ねていきます。
コンテンツ紹介
【Dialogue】
社会のさまざまな現場で実際にアクションを起こしているゲストの方々との対話を通じて、「子どものいま」を見つめ直す対談企画。正解を提示するのではなく、それぞれの経験や言葉から浮かび上がってくる社会の輪郭をとらえ「子どものこれから」を考えます。
●対談シリーズ(映像/記事/音声)
・内田由紀子(京都大学教授)×今村久美が語る。 子どもの幸せをつくる「場」とは何か
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/kodomo-kaigi260401/
・青木俊介(ユカイ工学CEO)× 今村久美が語る。 子どもの「やってみたい」を引き出す余白
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/kodomo-kaigi260331/
・松田崇弥(ヘラルボニーCo-CEO)×今村久美が語る。 子どもの「才能」は、出会う「場所」で見つかる
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/kodomo-kaigi260402/
・山崎エマ(映画監督)×今村久美が語る。わたしたちが想う教育のミライ
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/kodomo-kaigi260226/
●ラジオ番組
インターエフエムにて、毎週日曜放送の番組『Dialogue』をスタート。
代表今村が、社会や子どもの“いまとこれから”のためにアクションしているさまざまな方々と、これからの子どもたちとの関わり方や社会について対話していきます。
番組URL:https://www.interfm.co.jp/kodomo
podcast:https://jfn-pods.com/program/300013265
<番組概要>
番組名:Dialogue
放送期間:2026年4月から9月
放送時間:毎週日曜日8:30-8:45
【Forum】
子どもの“いま”を知るためのフォーラム。
それぞれの現場で向き合う人たちが境界を越えてつながり、子ども支援現場の最前線から届く事例などを交えながら現在地とこれからについて学び合うオンライン/オフラインのイベント。
▼イベント一例

【Action】
「子どもたちの環境がより良くなるために「自分にできること」ってなんだろう」と考えて、身近なところから具体的な一歩を踏み出してみたい、と思った方が、身近なところから始められるアクションをまとめています。
【冊子「Dialogue」】
冊子『Dialogue 教育を、カタリバの現場から』では、今の子どもたちを取り巻く課題や学校現場の課題に触れながら、「これからの社会」を考える対話のきっかけになるように、カタリバが様々な立場の方とともに教育活動に取り組む中で見えてきた視点を紹介します。
「子どもの“いまとこれから”会議」公式WEBサイト
「子どもの“いまとこれから”会議」で行われた対談や、実施されるイベント情報などを掲載する特設サイト。代表理事今村と各業界のフロントランナーの方、子どもに関わる方との対談などが今後定期的に掲載されていきます。
https://kodomo-kaigi.katariba.or.jp
問い合わせ
取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
https://www.katariba.or.jp/report/(担当:カタリバ広報 藤木)