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【現場レポート】家計を理由に夢をあきらめる子どもがいなくなるように。 お金の見通しを立てる力を育む奨学金プログラムが始まりました。

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昨今の物価高の中、子どもたちの進学には大きな壁があります。
そこで認定NPO法人カタリバでは、新たに「カタリバ奨学金プログラム」を始めています。
今年度、進学を翌春に控えた100 人の高校生に届けたいと考えています。
あたたかい応援をいただけましたら幸いです。

▼カタリバ奨学金を応援するご寄付のお申し込み
https://www.katariba.or.jp/sprit/now/scholarship.index.php

見えてきた課題

皆さまからの日々のご支援のおかげで、カタリバは独自の奨学金プログラムを、2024年に開始することができました。

初年度は24人、翌年度は75人に届けることができました。
そのなかで奨学金をとりまく切実な課題も見えてきました。

  • ● 世の中に数多くの奨学金制度や情報があるが、そこにたどり着けない子どもたちがいること
  • ● 申請書を読み解き書類をそろえることは特に親のサポートを得られない子どもには高い壁になっていること
  • ● 入学後に始まる奨学金では、「受験料」が払えない子どもが取り残されること

 

  • 困窮家庭の多くはひとり親で、毎日の暮らしに精いっぱい。情報を収集し比較しながら判断していく余裕がありません。
  • 卒業後の返済を「借金」のように感じ、申請をためらう場合もあることもわかってきました。

 

  • カタリバ奨学金プログラムの特徴

  • 大切なのは、「奨学金を渡すこと」だけではなく、子どもたちが「将来への見通しを立ててお金の計画を立てること」なのではないか。
  • 2年間の実施を通して見えてきたのは子どもたち自身が自分の将来に対しても計画や見通しを立てて行動する力を身に着けることの大切さです。

そのために、私たちは約1年間子どもたちに伴走します。

そして、多くの既存の奨学金制度が、進学した後にお金が振り込まれるのとは異なり、カタリバ奨学金は、受験料や交通費、宿泊費や入学金に利用できるよう、進学先を検討する段階で給付します。

あと48人にも届けたい

現在、企業や財団のご支援などで、52人には届けられる見込みです。

しかし、残りの48人にも、受験に挑戦する機会と未来を描く力を届けるために、あなたの力を貸していただけないでしょうか。

▼カタリバ奨学金を応援するご寄付のお申し込み
https://www.katariba.or.jp/sprit/now/scholarship.index.php

あたたかい応援をよろしくお願いいたします。

未来を描くためのサポート

カタリバ奨学金は、困窮家庭の高校生が「お金の壁」で進学をあきらめずに済むよう、3つのサポートを届ける新しい取り組みです。

①受験に関わる費用として最大10万円を給付※

1校あたり3〜5万円の受験料は、困窮家庭には大きな負担です。
「受験料や試験会場への交通費を払えないから進学をあきらめる」をなくすための奨学金です。

②新生活に必要な費用として最大50万円を給付※

合格後には入学金や授業料のほか、引っ越し費用や住まいの契約料・パソコン代もかかる人もいます。
進学に必要な費用について、使途を限定して給付する奨学金です。

③利用できる奨学金制度を一緒に探し、4年間と卒業後のお金の見通しを立てる

「応募できる奨学金や制度はあるか」「いつ、いくら必要か」「卒業後の返済をどうするか」専門スタッフがオンラインで一緒に整理します。

生活費も含めた在学中のお金の計画をつくることで、見通しを立てる力も養います。
※いずれも明細付き領収書もしくは請求金額がわかる書面を提出

昨年出会った高校生

昨年、私たちが出会ったはるかさんは、カタリバ奨学金を受け、今年春に大学生になりました。

しかし、はるかさんが大学に進学するには大きな「お金の壁」がありました。

伯母の乳がんを機に「病気で悲しむ人をなくしたい」と看護師を志した高校3年生のはるかさん。

大学で深く学びたいという夢を母親も応援してくれますが、持病を持つ母の年収は約200万円の母子家庭。

支えようとした姉もバイトの無理が重なり、体調を崩してしまいます。

「自分でなんとかしたい」

自力で進学費用を調べるも、高額な学費や将来背負う奨学金の返済に足がすくみ、「大学は、自分のような家庭の子が目指す場所ではないのかも」と、熱意と厳しい現実の間で葛藤を抱えていました。

そのようななか、「カタリバ奨学金プログラム」に参加しスタッフと「4年間のお金の見通し」を立てたことで道を開くことができました。

不安が具体的な計画に変わり、受験勉強に集中できるようになったといいます。

公的な給付型奨学金やカタリバからの受験料支援など、周囲の応援を力に変え、この春、憧れの大学の看護学部に合格しました。

今後は看護師の夢に向かって学びを深めていきます。 

自ら見通しを立てる力を身につけることが、プログラム卒業後の子どもたちの自立に繋がると考えています。

はるかさんのような子どもたちに、ひとりでも多く奨学金を届けられるよう、寄付でのご支援をお願いいたします。

6/25オンライン説明会にもご参加ください

メールだけではお伝えがしきれないことも多くあると思いますので、カタリバ奨学金の概要についてオンラインでの説明会を行います。

本プロジェクトに興味・関心をお持ちいただけるようでしたら、ぜひご参加のうえ、ご検討をお願いいたします。

開催日時:6月25日(木)19:00-20:30
こちらよりお申し込みください。
URL: https://forms.gle/dA9VnAjJEKiU17FR7

当日は質疑応答の時間も設ける予定です。

まだ寄付までは考えていないけれど、これまでにカタリバ奨学金を利用した子どもの話を聞いてみたいという方のご参加も大歓迎です。

お申込みをお待ちしています。