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認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

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News

【令和2年 熊本豪雨】緊急子どもサポート募金にご協力ください

熊本豪雨支援お知らせ子ども支援

直接支援終了のお知らせ(2020/09/18追記)

現地の支援ニーズの最新の状況を鑑み、10月末をもって、カタリバによる被災地の直接支援は終了いたします。
これに伴い、ご寄付の受付も終了させていただきます。
皆さまの温かいご支援、誠にありがとうございました。

今後も残る支援ニーズに対しては、現地の団体・機関等への支援の引き継ぎや、支援の形の提案とノウハウの提供などを通じて、持続可能な支援を被災地に残せるよう、調整・検討を進めてまいります。


カタリバは、本日2020年7月9日より、豪雨で被災した熊本県人吉市で、子どもたちの支援活動を始めました。

皆様からいただいたご寄付により、被災した子どもたちへ支援活動を行ってまいります。
ご協力いただき誠にありがとうございます。
実施した活動内容について、今後順次ご報告してまいります。

居場所を開設した初日の7月9日。朝から訪れた子どもたち

開設2日目の7月10日。早朝から多くの子どもたちが訪れた。支援の必要性を改めて感じる

※現地の状況により、今回の支援が終了した場合、頂いたご寄付は、災害や貧困などで困難な環境にある子どもたちのために活用させていただきます
※支援物資の受付は、こちらでは受け付けておりません。大変恐れ入りますが、各自治体へお問い合わせください

九州を襲った豪雨

2020年7月4日未明に九州を襲った記録的な豪雨により、熊本県・鹿児島県を中心に各地で甚大な被災状況となっています。

被害が出ている自治体では、計20万人以上に避難指示が出され、自衛隊が1万人態勢で緊急対応に当たっています。
熊本県内では複数個所で球磨川の堤防が決壊し、氾濫も多くの場所で発生しています。洪水や土砂崩れにより、生活インフラや交通にも多大な影響が及んでいます。
(7月8日現在)

今回の豪雨被害は、昨年10月に死者90人以上を出した台風19号以降で最悪の、日本における災害となっています。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。

ニーズ調査の結果、支援を開始

これらの状況を受けてカタリバでは7月6日、熊本県八代市・人吉市(電話調査のみ)・芦北町へ状況確認と支援ニーズ調査に入りました。

その結果、以下のような声がよせられました。

「自宅は被災しているが、子供を一人で避難所に残すわけにも行かず、家の片付けに連れて行くわけにもいかず、困っている。」

「自分も子どもも発達障害持ちで薬を飲んでいる。子どもも不安定になってるしとにかくこの先どうなるか不安。」

「子どもも、被災した自宅に行きたいと言っているが、一緒に泥かきに行くより、遊ばせてやってほしい。」

こうした現地の状況を鑑み、被災者数が最大規模の避難所である人吉スポーツパレス(熊本県人吉市)にて、子どもたちの居場所と遊び場を提供するための支援『カタリバパーク』を7月9日から開設することを決定しました。子どもたちの居場所と遊び場の提供を通じて、人命救助や自宅の復旧作業などをする被災家族の支援を行ってまいります。

今回、上記を目的とした緊急支援募金の受付を開始いたします。一人でも多くの子どもたちを支援するために、みなさまのご支援・ご協力をお願いいたします。

※現地の状況により、今回の支援が終了した場合、頂いたご寄付は、災害や貧困などで困難な環境にある子どもたちのために活用させていただきます

行政スタッフの方との協議

居場所を開設する前の現場確認の様子。熊本県教育委員会の提示している新型コロナ感染症に対応した学校再開ガイドラインに則って運営する

居場所の開設の準備を進めるスタッフ

居場所を開設した初日の7月9日、朝から集まり始めた子どもたち

子どもたちが安心できる居場所となるよう、緊張をほぐすように語りかけるスタッフ

※現地の状況により、今回の支援が終了した場合、頂いたご寄付は、災害や貧困などで困難な環境にある子どもたちのために活用させていただきます

支援の対象地域を拡大(2020/7/21追記)

現地パートナーとの調査の結果、熊本県内で特に被害の大きかった人吉市、球磨郡で子どもの居場所支援を広げました。

7月9日(木)に人吉スポーツパレスを開設後、さらに自宅などの復旧作業中の子どもの居場所(預かり支援)がほしいという要望を多数受け、また近隣の小中学校は当分の間休校、高校も来週までは休校ということが決定した中、子どもたちが安心・安全に過ごせる居場所の確保が急務と捉え、熊本県内3カ所で「みんなの遊び場・カタリバパーク」を開設しました。

先週末(7月18・19日)には、それぞれのカタリバパークに10~15名の子どもたちが集まり、平日には20名前後の子どもたちが集うパークです。

■多良木高校(平成31年3月末に閉校@熊本県球磨郡)
開催曜日:毎日

■人吉市立第一中学校(熊本県人吉市)
開催曜日:毎日

■人吉スポーツパレス(熊本県人吉市)
開催曜日:7月14日以降は毎週土日のみ開催

生活環境への甚大な被害により、大人も子どもも体調を崩すケースも報告されています。
今までの災害と異なり、ボランティアの受け入れに制限がある環境で必死に復興活動をしている被災地の方々のサポートに、温かいご支援をお待ちしております。

ブルーシートが敷かれた部屋で勉強をする子どもたち。学用品を失った子どもも多い。

亀を見つけて育てることに。このあたりで亀を見かけるのは珍しいそう。生き物は、被災した子どもたちの気持ちを穏やかにする。

シャボン玉遊び。子どもたちのはじける笑顔とシャボン玉の泡で、被災地が少しでも洗われますように…

カタリバウェブサイトに掲載した「必要物資リスト」から届く物資などで楽しむ子どもたち。

三密にならないように最大限の注意を払い、換気のいい場所で遊ぶ。

※現地の状況により、今回の支援が終了した場合、頂いたご寄付は、災害や貧困などで困難な環境にある子どもたちのために活用させていただきます

ご寄付に関するお問い合わせ

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※支援物資の受付は、こちらでは受け付けておりません。大変恐れ入りますが、各自治体へお問い合わせください