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読売新聞「オンライン防災学校」で、ジュニア記者が今村と熊本現地スタッフにインタビュー[メディア掲載]

熊本豪雨支援お知らせメディア掲載

2020年9月1日、「オンライン防災学校 熊本豪雨 被災地の最前線から」の1限目の授業として、特設Webサイトと読売新聞(9/1朝刊)に、カタリバの取り組みについての記事が掲載されました。中学3年生から大学1年生まで10名のジュニア記者が、カタリバ代表理事の今村と、熊本豪雨の被災地で奮闘するカタリバパートナーの井下へ、コロナ禍での活動について取材してくれています。9月1日は「防災の日」。是非お読みいただき、震災の教訓を紡いでください。

 

■掲載記事URL

【1限目】「令和2年7月豪雨」と『カタリバ』
https://www.yomiuri-osaka.com/lp/ltsumugu-relay-07/

【2限目】クロスロードゲームを体験しよう ~その時、どっちを選ぶ?~
https://www.yomiuri-osaka.com/lp/tsumugu-relay-08/

【リレー活動目次】https://www.yomiuri-osaka.com/lp/tsumugu-relay/

 

■「未来へ紡ぐリレープロジェクト」とは?

次世代を担う子どもたちが自らの目で見て学んだこと、感じたことをそれぞれの言葉にし、体験や教訓、希望を未来へと紡いでいくプロジェクトです。

 

▼以下、掲載記事より抜粋

-気になるのは、避難所での新型コロナウイルス(以下コロナ)対策。どんな状態なのでしょうか。

井下「取材記者や派遣で来ている他府県の職員がコロナに感染したこともあり、避難所の中がコロナに敏感になっています。子どもたちと一緒に時間を過ごしながら、1時間ごとのアルコール消毒、換気、マスクを着けるなど、スタッフが予防策を行っています」

-コロナ禍という感染症対策が必要な中で、これまでの被災地との違いをカタリバ代表の今村さんに聞きました。

今村「通常、自然災害が起きた時は、いろんな支援団体が被災地域に行きますが、今回はコロナということもありほぼ誰もいませんでした。これが、これまでの被災地と、コロナ禍における被災地の違いです。もう一つの特徴として、メディアも少ない。誰かしら駆けつけてくれ応援があるのは励みにはなるけど、コロナの影響で現地に入りにくいことが今までとまた違う状況を生み出しているのだと思います」

 現状を伝える報道も少ないので、“まだ大変なの?と思われているかもしれない”と、今村さんは心配しています。こうした状況の中で、直接的な関係が少ない私たちにできることは何があるのでしょうか?

 井下さんは、「やはり忘れられることが怖いと思っている人がたくさんいます。忘れないでいるということも一つあるかな」。今村さんは、「思いを持つということは大事だけど、その伝え方も大切。ニーズに合わないものが送られてきて対処に困ることなどが現場でもよくあります。寄付は一番、タイミングや用途も選ばず役立てられます」と、私たちにもできることを話してくれました。

 

2020年9月1日読売新聞大阪本社版朝刊より