小規模高校をオンラインでつなぎ、より多様な探究を実現する「学校横断型探究プロジェクト」

学校横断型探究プロジェクトとは、複数の小規模校(*1)の探究学習をオンラインでつなぎ、生徒の興味・関心に寄り添ったサポートを実現する取り組みです。

小規模校の探究学習では、教員が少ないことで専門分野以外のテーマを担当する負担や、生徒も少ないため同じテーマを持つ生徒同士での学び合いが起こりづらい課題が生じています。

2020年度は3校が繋がった取り組みは、2023年度18校との連携へと展開。2024年度は新たに10校の参加校を募集します。

この度は2024年度参加校の募集に先立ち、10月〜11月にかけてオンライン説明会を実施します。
ご関心のある方、まずは話を聞いてみたい方もお気軽に申込ください。

＜説明会日程＞
●11/28（木）17:30-18:30
●12/7（木）17:30-18:30
●12/18（月）17:30-18:30
●12/26（火）17:30-18:30
●1/12（金）17:30-18:30
●1/25（木）17:30-18:30

説明会の申込みはこちら

事業紹介ムービー
【小規模校に多様な出会いを】「学校横断型探究プロジェクト」事業紹介ムービー

事業紹介記事
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report230908/

*1 小規模校とは1学年80人以下から120人以下程度の学校のことをいいます。

学校や地域を超えた出会いが生徒の刺激に。小規模校がオンラインで繋がることで得られること

他地域で暮らす多様な高校生同士が探究をもとに出会うことで、好奇心を刺激しあうような関係が生まれています。

「十人十色で様々な意見が交換される様子を聞いたり、自分が行うことで他者を認めることができる力の育成に繋がったと思う。」

「いろんな方と交流するいい時間になりました。普段の学校生活では人数が少なく視野が狭かったですが、この活動を通して他の人の探究を聞くことができ、一人一人の生き方も知ることができて楽しかったです！」

「自分と同じ年齢の高校生たちが、将来の夢と繋がるような取り組みをしていて感動した。自分とは違う探究内容の人もいて新しく知れたことがあり、とてもおもしろく興味深かった！」

また生徒の変化だけでなく、教員からも次のような声が寄せられました。

「学校や地域を超えた出会いが生徒にとって大きな刺激となった」
「同じような悩みを抱えた先生がいることがわかって少し安心しました。」
「探究をどう進めていくか、迷いながらも、先生方同士で共有、相談ができ気づきが生まれました。」

本プロジェクトを通じて、全国のさまざまな背景・資源をもった地域の高校生や教員が繋がり、より幅広く、深度のある探究学習を進められる機会が生まれています。現在では計18校（約750名）が参加するプロジェクトへと取り組みの輪が広がっています。

1年間のプロジェクトイメージ。同じテーマで対話できる仲間の存在が学ぶ意欲につながる

本プロジェクトでは、多様な興味関心からはじまる探究活動をサポートするため、オンライン上で学校横断のグループをつくり交流していきます。

「魅力の発信」をテーマに意見交換をする生徒と伴走者

• プロジェクト実施内容

・3〜4校1組での合同授業
・放課後の探究プログラム、講座（任意参加）
・教員間の連携・情報交換

• プロジェクトのスケジュール

年3回の合同授業を実施しながら、多くの生徒に県外生との出会いや交流の機会をつくります。また参加校の希望にあわせながら、放課後交流会や教員間連携を年に数回実施します。
（例）2023年度の取り組み

■プロジェクト参加校 募集説明会のご案内

本プロジェクトと参加校募集概要を説明するオンライン説明会を行います。
ご興味がある方、話を聞いてみたい方、ご参加を検討してみたい方は、ぜひお気軽に申込ください。

• 説明会日程

●11/28（木）17:30-18:30
●12/7（木）17:30-18:30
●12/18（月）17:30-18:30
●12/26（火）17:30-18:30
●1/12（金）17:30-18:30
●1/25（木）17:30-18:30

• こんな学校を募集しています

・生徒の自由なテーマ設定による探究に意義を感じている
・ICT活用を推進したいと考えている
・校内の理解や協力を得て、本プロジェクトを実施したい
・NPOカタリバをはじめとした外部人材と協働して本プロジェクトを推進したい

説明会の申込みはこちら