CLOSE

認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-66-3
高円寺コモンズ2F

お問い合わせ

※「KATARIBA」は 認定NPO法人カタリバの登録商標です(登録5293617)

Copyright © KATARIBA All Rights Reserved.

News

【メディア掲載】東北復興新聞に掲載 ~NPOカタリバ代表理事・今村久美のインタビューが掲載されました

メディア掲載コラボ・スクール

2018年2月1日、WEBメディア「東北復興新聞」に、NPOカタリバの代表理事・今村久美のインタビューが掲載されました。

東日本大震災から7年が経とうとしている中で、今村久美が現在の想いを語りました。

掲載記事:【Beyond 2020(24)】あれから7年。カタリバが今、考えていること

私はやっぱり「放課後」を充実させるべきだと訴えたい。子どもたちの環境をめぐる格差は、家庭にすべての時間が委ねられる放課後に生まれている。今、政府が掲げる幼児教育や大学の無償化。他の先進国に劣っている教育への公費投入は歓迎すべきことだけど、それ以上に格差の根源である放課後の充実化こそ必要ではないだろうか。思春期の子どもたちには特有の心の弱さがある。放課後の時間を家庭に丸投げせず、社会全体で支援の指針や仕組みを打ち立てるべきだろう。

せっかくこの世に生まれてきた大事な命だ。「楽しいな」「幸せだ」。そう思える子どもたちであってほしい。子どもたちにとって偏差値よりも大事なものは、自分が大事と思える人の顔がいくつ思い浮かぶか。グローバル人材になってほしいなんて多くは望まない。子どもたちを加害者にも被害者にもしないために、私が準備してあげたい一番の教材は、そういう大事な人たちと出会える機会だ。(記事より抜粋)

カタリバの理念の1つに、「1人の100歩より、100人の1歩をつくる」という言葉がある。心が不安定で揺れ動きやすい思春期の子どもたちを支える団体として、私たちはこれからも東北で、そして全国で、子どもたちの小さな一歩を踏み出すサポートを続けていきたい。(記事より抜粋)


▲2011年7月より宮城県女川町で始まった、子どもたちの放課後学校「コラボ・スクール」1校目の「女川向学館」