遺贈先として注目される活動分野 TOP 5

遺贈先として注目される活動分野 TOP 5

遺贈に対して前向きにとらえている方が2人に1人(※1)という中、遺贈先としてどのような活動が注目されているのでしょうか。今回は、遺贈先として注目されている活動内容についてランキング形式でご紹介します。国境なき医師団(MSF)日本が公表した「終活と遺贈に関する意識調査2017」によると以下の5つの分野に対して、遺贈寄付への関心が高まっていることがわかりました。

(※1の参照元:遺贈に前向きな人は増えているのか?

遺贈先人気ランキング5位:国際平和のために

遺贈先人気ランキング4位:医療技術の発展に

遺贈先人気ランキング3位:教育・子育て・少子化対策に

遺贈先人気ランキング2位:災害復旧支援に

遺贈先人気ランキング1位:人道支援に

では、それぞれの活動内容や日本国内で従事しているNPO法人数はどれほどあるのでしょうか。今回は、遺贈先に迷った時に参考になる情報を活動別にご紹介したいと思います。

遺贈先人気ランキング5位:国際平和のために

遺贈先として5番目に注目が集まっている活動内容は、「国際平和」でした。

国際平和を活動目的にしているNPOの中には、貧困などで苦しい生活を強いられている地域で、環境改善や収入アップを実現している団体があります。また、学校に行けない子ども達が学校に通えるように奨学金制度を設けている団体もありました。

その他の活動として、新生児死亡率の高い地域で赤ん坊の命を救える蘇生機器を配備したり、医療サービスが届かない人々のために診療所の建設などを行っている団体もあります。

活動している国やエリアは団体によって様々です。国際平和のために遺贈したいと検討されているなら、旅行で訪れたことがある国や、テレビなどを通して知った難民生活を強いられている国など、関心のある国で活動するNPO・NGOが遺贈寄付を募集しているか調べてみてはいかがでしょうか。

国内には、国際平和を掲げているNPO法人が73団体あります。

遺贈先人気ランキング4位:医療技術の発展に

遺贈先として4番目に注目が集まっている活動内容は、「医療技術の発展」でした。

医療技術の発展をメインの活動としているNPOの中には、新しい医療技術を普及させるための情報発信や、災害医療研修による医療者の育成等を実施していました。

国内には、医療技術の発展を掲げているNPO法人が4団体あります。

遺贈先人気ランキング3位:教育・子育て・少子化対策に

遺贈先として3番目に注目が集まっている活動内容は、「教育・子育て・少子化対策」でした。

教育関連のNPO活動を調べてみると、学校への支援や地域における学習支援、キャリア教育や職業教育支援、科学技術・ICT教育など多岐にわたる活動が見受けられます。

子育て支援を行うNPO活動の中には、障害児保育サービスの提供や産前産後のセルフケア講座、育児の情報提供などを実施しているNPO法人があります。

少子化対策を行うNPO活動には、婚活支援や不妊治療をサポートする事業が見受けられました。

国内には、教育を掲げているNPO法人が約8500団体、子育て支援を行っているNPO法人が約1300団体、少子化対策を行っているNPO法人が69団体あります。

遺贈先人気ランキング2位:災害復旧支援に

遺贈先として2番目に注目が集まっている活動内容は、「災害復旧支援」でした。

被災地で活動する団体の活動分野について調べてみると、大きく7つの分野(緊急支援、中間支援、対人支援、コミュニティ形成、事業創出、福祉、環境・放射能対策)にわけることができました。

緊急支援の具体的な活動内容は、避難所運営・物資配布・炊き出し・がれき撤去などが当てはまります。また被災者のニーズにあわせて、傾聴ボランティアや入浴支援などをも行われていました。

中間支援の具体的な活動内容は、ボランディア・コーディネーションや組織支援などが挙げられます。

対人支援の具体的な活動内容は、乳幼児支援、子ども支援、女性支援、高齢者支援などが当てはまります。例えば、子ども達の遊びを支援したり、学習支援を行なっている団体があります。また女性の雇用創出や子育がしやすい環境づくりを行なっている団体もあります。

コミュニティ形成の具体的な活動内容は、仮設住宅支援、まちづくり、社会教育、人材育成などが当てはまります。

事業創出の具体的な活動内容は、一次産業、商品開発、雇用創出、ツーリズムなどが当てはまります。

福祉の具体的な活動内容は、障害者、社会困窮者、介護などが当てはまります。

環境・放射能対策の具体的な活動内容は、環境保全、放射能対策などが当てはまります。

国内には、災害復旧支援を行っているNPO法人が30団体あります。

遺贈先人気ランキング1位:人道支援に

遺贈先としてもっとも注目が集まっている活動内容は「人道支援(飢餓、病気、貧困に苦しんでいる人々への医療・食糧支援など)」でした。

具体的な活動内容としては、子どもの人身売買問題の改善(人身売買組織の摘発や子どもの保護、社会復帰のための自立支援など)や、飢餓貧困対策(難民救助、井戸の設置など)などを行っています。

国内には、人道支援を行っているNPO法人が34団体あります。

遺贈先に迷ったら

遺贈に興味があるけど、どのNPO団体に遺贈してよいかわからない」といった不安の声をよく耳にします。そんな時は、内閣府が運営している「内閣府NPOホームページ」で関心のある活動内容で検索すると該当するNPO団体が一覧で確認でき、とても便利です。

また、遺贈関係で最も多い不安の声として「どのように遺贈したらいいのか方法がわからない」というものがあります。NPO法人によって遺贈の方法は様々です。迷った時は、「NPO 遺贈 (活動内容)」などで検索してみると、遺贈のための説明ページを設けている団体を探すことができます。このようなページでは、遺贈の方法だけでなく、遺贈の使われ方、節税対策など遺贈に関する注意点がまとめられていることが多く、事前に様々な情報収集ができて便利です。

カタリバでも遺贈・相続財産のご寄付」ページを用意していますので、子どもの教育や被災地支援などにご興味のある方はお気軽にご確認いただけます。

カタリバがどんな活動を行っているかご興味のある方は、高校生への動機付けキャリア学習プログラム被災地の子どもたちの学習支援と心のケア、困難な状況の子どもの支援(居場所作り・学習支援・体験プログラム)などで活動内容を知ることができます。

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