
カタリバでは、各事業部が現場での実践を通じて教育課題の解決に取り組むと同時に、その仮説検証や教育課題に関する広報・発信にも力を入れています。カタリバ研究所は、こうした調査研究を横断的に支えるチームとして位置付けられています。教育現場の実践知やデータをわかりやすく可視化して社会へ還元したい方にとって、大きなやりがいと成長のある仕事です!
この職種で働くスタッフ
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阿竹隼耶
1994年生まれ、埼玉県ふじみ野市出身。京都大学大学院博士後期課程在学。新卒で民間企業に勤務した後、認定NPO法人Teach For Japanフェローとして石川県の公立小学校に勤務。 その後大学院に進学、修士課程在学中の2023年8月にカタリバ研究所チームの研究員(パートナー)として入職。マイプロやルールメイキング事業部とともに調査研究・課題広報などを担当。
募集の背景
カタリバは、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来のために活動している教育NPOです。2026年11月に創業25周年を迎え、職員数は約200名を超える日本有数のNPOへと成長しました。現在では、15以上の事業を通じて年間約16万人の子どもたちに活動を届け、国内で活動する教育NPOとしては最大規模に成長しました。
そんな新たなフェーズに突入し、11月には25周年を迎えるカタリバでは、子どもへの支援という現場での活動に加えて、その支援現場で見えてきた課題や得たノウハウなどを社会に還元することで、国内のより多くの子どもたちにその支援を広げていきたいと考えており、「日本の教育のシステムチェンジに寄与する」ことを目標のひとつに据えています。現場で起きていることを広く発信していきながら、政策への反映を目指したり、同じような志を持つ子ども支援の担い手をサポートしたり、教育システム自体の変革にアプローチすることにも着手しています。
2020年に発足したカタリバ研究所チームは、現場で得られた実践知やデータを、より広く発信し、社会へ還元するために、下記のことに取り組んでいます。
(1)調査研究:取り組みの価値を客観的・定量的に評価する
(2)課題広報:時流を踏まえながら、テーマを広く社会に認知させる
「現場のリアルを可視化して発信することで、政策提言や支援につなげていきたい!」「多くの現場の声を拾い、構造的に分析し、わかりやすく伝えたい!」といった想いに共感できる仲間を募集しています。ともに、多くの支援を社会に還元していきましょう!
仕事内容
今回募集するポジションでは、以下のような業務をチームの一員としてサポートしていただきます。
◆データ分析および可視化のサポート
・各種データに関する統計的な分析や分析補助を行う。
・データ分析の結果を整理し、図表や文章にわかりやすく落とし込む。
・弊社オウンドメディアに載せる記事・レポートやコラム等の執筆・校正を行う。
◆文献レビュー
・学術論文や報告書等の文献レビューを行う
◆各種報告書作成補助
・定量調査/定性調査/文献レビューの結果を報告書などにわかりやすくまとめる。
※業務上のやり取りや事務連絡等は基本的にチャットツール(LINE WORKS)、業務内容の報告はウェブ会議(Google Meet)等で行います
仕事のやりがい
カタリバでは、各事業部が現場での実践を通じて教育課題の解決に取り組むと同時に、その仮説検証や教育課題に関する広報・発信にも力を入れています。カタリバ研究所は、こうした調査研究を横断的に支えるチームとして位置付けられています。
国レベルから現場レベルまで、さまざまな研究テーマに携わりながら、政策や実践の推進を“裏から支える”存在である私たちにとって、「何を・どう伝えるか」は極めて重要です。私たちの仕事は、こうした調査研究・課題広報などを通じて、各実践の成果や課題を丁寧に可視化し、第三者にも伝わる形にして社会へ届けていくことです。現場で生まれた子どもたちの声や変化を、数字や言葉に落とし込み、より多くのステークホルダーに届けるために、分析を行ったり、資料を作成したりしています。
教育現場を研究の力で支えたい!実践知やデータをわかりやすく可視化して社会へ還元したい方にとって、大きなやりがいと成長のある仕事です!
スタッフの1日
基本的には、在宅勤務を行い、必要に応じて中野オフィスに出社しています。リモートワークの日も、チャットツール(LINE WORKS)やWeb会議(Google Meet)を用いて積極的にコミュニケーションを取っています。
ある日のスタッフの1日
⚫︎13:00~14:00:他事業部責任者と調査に関するミーティング
⚫︎14:00~15:00:研究チームのミーティング
⚫︎15:00~17:30:文献調査・調査設計・データ分析など
⚫︎17:30~18:00:データ分析結果の資料作成
求める人物像
- 専門的な分析内容を誰にでも伝わる形に可視化・言語化する力がある方
- 指示を待つだけでなく、相手のニーズを想定して提案・改善できる方
- データの「意味」を伝えることに関心があり、構成や表現に工夫ができる方
求めるスキル・経験
- データの要点を的確に捉え、第三者にわかりやすく説明・編集できる文章力・図表の作成力
- 統計学に関する基礎的な知識(詳しくは募集要項を参照)
- 他部門との円滑なコミュニケーションが可能な対人スキル
募集要項
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契約形態
業務委託パートナー
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報酬
時給1,600円~(経験により応相談)
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報酬
当初半年(更新可能性あり)
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勤務地
原則フルリモート
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勤務時間
1ヶ月あたり10時間〜20時間程度(月により変動の可能性あり、シフト・曜日は応相談)
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ある日のスタッフの1日
⚫︎13:00~14:00:他事業部責任者と調査に関するミーティング
⚫︎14:00~15:00:研究チームのミーティング
⚫︎15:00~17:30:文献調査・調査設計・データ分析など
⚫︎17:30~18:00:データ分析結果の資料作成 -
応募資格 (必須)
・Microsoft Office, Google, その他BIツール等を使用した図表作成の経験
・他者との円滑なコミュニケーション能力
・基本的な統計分析(t検定、分散分析、重回帰分析など)の結果を読み解く力 -
応募資格 (歓迎)
・教育学、心理学関連領域の専攻・学術論文の執筆経験
・統計検定2級以上、データサイエンスに関する知識・経験
・Python、R、HADを用いた可視化経験
・長期で、研究員として活動していただける方
・研究のノウハウを活かして社会に貢献したい方 -
求める人物像
・専門的な分析内容を誰にでも伝わる形に可視化・言語化する力がある方
・指示を待つだけでなく、相手のニーズを想定して提案・改善できる方
・ データの「意味」を伝えることに関心があり、構成や表現に工夫ができる方 -
選考プロセス
▼書類選考
▼一次面接(チーム担当者+採用チーム)
▼最終面接(事業責任者など)
▼内定
※平均2回の面接を経て内定となります。一次面接で組織や実業務についてのご説明もあわせて実施いたします。
※面接は全てオンラインで実施します。統計学に関する基礎的な課題を行っていただく予定もございます。
※選考期間は概ね2〜4週間程度です。


