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全国各地で災害が続く昨今に思うこと[代表のつぶやき]

vol.210Voice

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category #代表のつぶやき

writer 今村 久美

全国各地で、豪雨の影響などによる災害が続いています。

カタリバに、災害時子ども支援「Sonaeru」という災害時の緊急子ども支援チームを正式に作ってからというもの、こうして災害が起きるたびにびくびくしてしまいます。

「Sonaeru」の支援チームは今、7月頭に熱海の伊豆山地区で起きた豪雨被害の被災地で支援活動中です。
本当は災害によって居場所を失った子どもたちを集める場をつくりたいのに、コロナ禍は密を避ける必要がある。そんな状況下での場づくりは本当に難しく、関わる人たちがすり減っていくこともあります。

ただ今回は、熱海に根を張った温かい方々と前向きに協働させていただけて(←これが実はとても珍しいことで、本当にありがたく感じています)、カタリバからの現地入りは2名に止めつつも、現地の方々、事前にアライアンスを組んだ企業からの出向者の方々などと迅速に取り組みが進みました。今はやっと、責任者が席を外していても現場がまわり始め、落ち着いてきたところです。

(熱海の豪雨被害は激甚災害ではあるものの、対象者が大規模災害と比べて少なく、被災者の方々に負担をかけないようメディアの取材依頼はほぼお断りしており、様子をきちんと発信しきれていません。支援に当たっては常日頃から応援いただいている皆様の寄付を使わせていただいているのに、報告にもなかなか時間をとれず、ごめんなさい・・)

私たちは他の緊急支援NPOと違い、人命救助は専門としていません。「子どもたちを誰一人取り残さない」というミッションをもとに、規模も期間も可変的に、その都度現地でチームを組んで支援体制を作ります。

支援に動くと決めるのは全ての災害ではなく、組織の中であらかじめ用意しているチェック項目(支援対象の方々に子どもがどれだけ含まれているか、学校が被災しているか、休校になっているか 等)を満たしていそうだという情報が入ってきた時に、できるだけ早く現地入りして調査して、その上で支援必要だと判断したら活動を開始します。

今回の豪雨がどういう展開を迎えるか、もう少し様子を見たいのですが、あまりに広範囲で、しかも県外移動しづらいこのご時世。本当にびくびくしています。

Writer

今村 久美 代表理事

79年生まれ。岐阜県出身。慶應義塾大学卒。NPOカタリバ代表理事。ここではゆるくつぶやいていきます。

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