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認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

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RECRUIT

正職員

インキュベーションチーム

10代の居場所を全国へ!地域の自治体・団体向けのユースセンター立ち上げ支援プロジェクトメンバー

10代の居場所づくりを始めたいと思っている教育系団体や自治体に伴走し、日本中にユースセンターを広める「ユースセンター起業塾」。これまで30以上の団体や8つの自治体とともに、地域に根ざしたユースセンターの立ち上げを支援してきました。
今後さらなる自治体連携の増加や、図書館等の既存施設との新しい連携の拡大も加速させるため、新たにプロジェクトメンバーを募集します。

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この職種で働くスタッフ

  • 吉田 愛美

    福島県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。地元選出の国会議員秘書を勤めた後、2016年1月カタリバに参画し、コラボ・スクール「大槌臨学舎」で拠点運営を担当。2018年4月より全国高校生マイプロジェクト事務局に異動し、広報・教材開発・教員コミュニティ運営を担う。2021年よりインキュベーション事業の立ち上げに参画、現在はユースセンター起業塾の事業責任者を務める。

  • 柏原 育哉

    北海道出身。早稲田大学法学部卒業。大学では行政法を専攻し、被災地へのフィールドワークを通じて「街づくり」というハード面での地域貢献の形を模索し、設計事務所に入社。官公庁を顧客とし、施設整備計画策定支援等に従事したのち、2022年カタリバに参画。現在はユースセンター起業塾で、地域での10代の子どもたちのための居場所づくりに取り組む方々の伴走支援を担当。

  • 野村 美里

    1993年、埼玉県春日部市生まれ。新卒で民間企業に勤める傍ら、子ども食堂でのボランティアに参加し、子どもにとっての居場所の重要性に気づく。子どもの貧困や居場所について深めたいと思い、会社を退職して2021年より大学院で学びなおし。その間、中間支援NPOで助成事業に携わるほかカタリバのオンライン事業に参画する。中高生が抱える悩みに直面する中で彼らにとっての居場所や対話の機会の必要性を痛感する。2023年よりユースセンター起業塾に入職。

募集の背景

「子どもの居場所」とは、子どもや若者が学校や家庭以外に安心して過ごせる第三の居場所のことです。2023年4月に新設されたこども家庭庁が掲げる政策の柱のひとつとして子どもの居場所づくりが掲げられるなど、注目が集まりつつある一方で、依然として日本ではまだまだ子どもの居場所が足りていません。

特に地方と都市の間には、学校や家庭、地域資源の面で、学習環境や大学進学率、不登校支援や学習支援の受けやすさなどにおいて明確な地理的格差があります。人口減少や公共サービスの希薄化が進む地域ほど支援が届きにくく、子どもたちの学びや居場所の確保が難しくなっています。

こうした課題を解消するには、保護者、学校、教育委員会、行政、地域団体など多様な主体をつなぎ、実践的に調整できる存在が不可欠。学習支援や生活支援を含む学びの機会と、家庭や学校とは別の「第三の居場所」を地域に届ける教育イノベーターの役割が重要です。

創業から約25年。カタリバは、東北の被災地を始めとした多くの地方に拠点を設け、現地の自治体や学校と協働しながら10代のための居場所=ユースセンターを子どもたちに届けてきました。その経験から私たちが培ってきたノウハウを生かし、これから活動を始めようとしている、あるいは始めたばかりの教育イノベーターを資金面、非資金面の両面から包括的に支援できないだろうか。
そんな想いとともに、ユースセンターを社会の当たり前にしていくための活動を行っているのがユースセンター起業塾です。

ユースセンター起業塾の採択団体「manabo-de」が運営する居場所(岡山県真庭市)

本事業では、日本全国の地方において活動する教育イノベーターを増やし、どんな場所に生まれ育っても「ナナメの関係」や「対話」に出会える社会をつくることを目指しています。2022年度からユースセンターの立ち上げを目指す団体の募集を開始し、これまで全国30団体以上を支援してきました。
また、居場所づくりをしたい自治体への連携や、図書館など既存施設への展開などにも注力をし始めています。直近では、自治体や民間企業と共に、都内の区立図書館でユースセンターを開設する実証実験を行いました。今後は他の図書館などの既存施設での展開も視野に入れています。

そういった動きを加速させて、全国へユースセンターを広めていくために、今回新たにプロジェクトメンバーを募集します。

仕事内容

すべての子どもたちが居場所や学びの機会につながれる社会を目指して

入社後、まずはカタリバが運営するユースセンターでの研修や団体・自治等の伴走サポート業務から携わっていただき、徐々に経験や適性に応じて業務をお任せしていく予定です。

■ 図書館等の既存施設との連携の模索・拡大

ユースセンターの機能を社会に広めていくために、既存の仕組みや施設(図書館、児童館、公民館など)での実証実験を自治体や民間企業と連携して進めていきます。

■ 新たな自治体連携の開拓・伴走

カタリバでは居場所を立ち上げたい全国の自治体への伴走支援も行っており、すでに全国8つの自治体との連携実績があります。新たに連携する自治体を開拓するために、各地域の教育課題に関する情報のリサーチや、協働に向けたアプローチ、提案を担当。自治体の状況や抱える課題は様々なため、その自治体に合わせた提案や伴走を行っていきます。

■ 助成先団体への伴走支援

一人あたり2〜3つほどの団体を担当。団体との定期面談や現地訪問、日常的なやり取りを通してニーズや課題を把握し、支援メニューの開発や団体同士の学びの場の設定、各種研修などを開催します。資金提供先に対しては計画に基づく助成金の支払いや資金管理等のサポートを行います。

■ コミュニティ運営

本事業では、支援先の団体同士のコミュニティ運営として、集合研修やイベント運営も行っています。その運営サポートも、メンバー全員で協力して担当します。

 

主に「広げる」の領域を担っていただく仕事です。

仕事のやりがい

まだ世の中にない先進事例をつくり、社会に変化を生み出す手応えを感じられる

私たちが取り組んでいるこの事業は、日本ではまだ珍しく、先進的な事例です。既存の施設や仕組みを活用しながら、新しい価値を生み出し全国へ広げていくことを目指します。現場での実証実験を自治体と共同で行い、実データに基づいてパッケージ化・横展開していくことで、地域課題に対する確かな社会的インパクトを生み出します。小さな成功を1から100に育て上げ、全国の自治体の先駆けとなるような存在として、社会に変化を生み出す手応えを感じられます。

情熱を持つ大人たちと共に、地域に変化を巻き起こす

お任せするのは、多様な地域や団体と協働し、地域の未来をつくる担い手の挑戦を支援する仕事です。情熱を持って行動を起こそうとしている人々を数年かけてサポートをする中で、実際に地域に変化を生む瞬間に立ち会えるのは大きなやりがいの一つ。
例えば、自治体連携に苦戦していた団体が、支援する中で苦手を克服し「おかげさまで、目標だった助成金の獲得ができました!」と嬉しそうに報告をもらったり、関わり始めたときにはまだ地方に移住したばかりだった方が、今では誰よりも情熱を持ってその地域を盛り上げるユースセンターを運営していたり。
提案したら終わり、施設を開設できたら終わり、ではなく、共に歩み成長していくことができます。

スタッフの1日

オフィスへの出社は最低週2日、在宅勤務も織り交ぜながら働けます。各自治体や支援先団体とのやりとりはオンライン中心ですが、現地視察や定期面談などのため、平均して月1~2回程度の出張(ほとんど宿泊を伴う)があります。

10:00~:団体との面談準備
11:00~:公共施設に関するリサーチ
12:00~:休憩
13:00~:団体との面談
14:00~:自治体への提案資料作成
16:00~:自治体への連絡
17:00~:上長との1on1
18:00~:事務作業
19:00 :終業

求める人物像

  • 多様なステークホルダーの立場に立って考え、柔軟なコミュニケーションが取れる方
  • 目の前の相手に真摯に向き合いながらも、中長期的な視点でものごとを考えられる方
  • さまざまなことに興味・関心を持ち、情報収集や自ら学ぶことを厭わない方

求めるスキル・経験

  • 3年以上の社会人経験
  • プロジェクトの管理・推進経験(規模は不問)
  • 対話を通じてニーズや課題を引き出し特定する力
  • 詳細は募集要項をご確認ください
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募集要項

  • 雇用形態

    正職員
    ※業務委託・非常勤職員などのご希望があれば応相談

  • 募集職種

    プログラムオフィサー

  • 配属部署

    ユースセンター起業塾

  • 配属部署の体制

    ドメインディレクター/事業責任者の吉田のもと、職員6名、業務委託契約パートナー2名がコアスタッフです。

  • 勤務地

    NPOカタリバ本部オフィス
    東京都中野区中野5-15-2
    JR中央・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」徒歩6分

    *2024年10月に本部を移転増床し、より働きやすく共創が生まれるオフィス環境の整備を進めています
    *ハイブリッドワークを取り入れており、出社/在宅の割合はチームや時期によっても異なります。原則、週2日以上の出社としています(但し、完全リモートは原則想定していません)
    *これまでの経験を踏まえ、入職直後にカタリバの地方拠点にて実地研修を行う可能性があります

  • 勤務時間

    10:00-19:00
    ※始業時間の調整など応相談です

  • 給与

    月給 28.5万円~
    (45時間分の時間外手当とし7.3万円~を含む/超過分は別途追加支給)

    想定年収400~530万円
    ※ただし、当社規定により経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定

  • 待遇・福利厚生

    ・賞与は業績に応じ年1回支給
    (過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動)
    ・昇給は半年に1回、人事考課により決定
    ・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
    ・産育休制度
    ・通勤手当
    ・健康診断、インフルエンザの予防接種
    ・専門家によるオンラインカウンセリング
    ・屋内禁煙
    ・副業も可能です(内容に応じて要相談)

  • 働く環境・職場の雰囲気

    *服装は自由です
    *役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です
    *カタリバのVisionの実現に向けてお互いの事業や全社の方針への理解を深めるため、毎月「オルミ(katariba all meeting)」と呼ばれる全社のオンラインミーティングや年1回全職員が集まる宿泊型の研修「全社会議」などを行っています

  • 休日休暇

    完全週休2日(土日祝)
    *夏期休暇(3日)、年末年始休暇(5日)
    *慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇
    *有給休暇、新規入職者に対する特別休暇

  • 契約期間

    有期雇用(3年)
    ※3年後の面談で双方問題なければ無期雇用に転換または延長いたします

  • 応募資格

    〈必須〉

    ― 3年以上の社会人経験
    ― プロジェクトの管理・推進経験(規模は不問)
    ― 対話を通じてニーズや課題を引き出し特定する力

    〈歓迎〉

    ― BtoBビジネスの経験
    ― 利害関係を調整し、合意形成を行う力
    ― 自治体との事業連携経験

  • 採用予定人数

    1名

  • 選考プロセス

    ▼書類選考
    ▼一次面接(採用担当、チーム責任者)
    ▼二次面接(事業責任者など)+Web適性検査
    ▼最終面接(代表理事・事務局長)
    ▼内定

    ※平均3~4回の面接を経て内定となります。
    ※基本的にはオンライン面接ですが、選考プロセスのなかで一度、配属予定の拠点にお越しいただくことが多いです。
    ※選考期間は概ね2〜4週間程度です。候補者の状況によって、最短2日にまとめて実施するなど希望に沿ったアレンジも可能ですのでご相談ください。

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