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認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

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東京マラソンチャリティランナー募集![代表のつぶやき]

vol.059Voice

date

category #代表のつぶやき

writer 今村 久美

※定員に達したため、チャリティランナーの募集は締め切っています。

7月2日、東京マラソンチャリティランナー募集がはじまりました。

端的にいうとカタリバを通じた子ども支援に10万円以上寄付をすると、チャリティランナーになれるというもの。認定NPOなので確定申告すれば、寄付税額控除が適応されます。

カタリバは災害の被災地や貧困状態の子どもたちに対するサービスを、行政と手を組みながら、行政には出来ない支援を細かく行う活動を全国8箇所で行ってきました。

今この瞬間も、熊本県益城町を中心とした九州では豪雨の被害に見舞われていますが、この国は予測が難しい自然災害が今後も続きます。災害が起きると、平常時の場所が一気に【被災地】となるため、しなければいけないことリストが一気に増え、優先順位的に子供の支援はどうしても後回しになります。

特にその中でも思春期に入る世代に対する支援は遅れますが、カタリバとしては民間だからこそできるゲリラ戦で、常に現場で情報を集めながら組織化し、その場のニーズに即した子供支援を活動をしてきました。

西日本豪雨災害時、被災した10代へのヒアリングを実施

今後もDAY1から検討にはいれるよう【備える事業】を開始し、今回も対応を検討しています。被災地支援の行き着くところ、最終的に経済的困窮状態を生み出しやすいという特徴もあります。平常時の貧困支援チームと、事前災害の被災地支援チームを、同じ法人の中に複数チーム置くことで、平常時から学び合いながら、今後も日々進化をして、備えていきたいと思います。

チャリティランナーになっていただいた皆さんのうち、希望していただく方々には、そういった現場の視察にもお連れする機会をつくります。走ることが何につながるか、実感をもっていただきながら、精一杯東京をかけぬけてください。

今年からチャリティランナーの寄付先が増え、同志的に日々仲良くしているNPOの皆さんも今日から一気に情報発信がはじまりました。チャリティランナー戦国時代突入感もありますが、私の仲間のどのNPOよりも毎年多く集まるのは、大手資本が入る企業の支援団体や、行政による支援の募集です。

タリバに賛同いただけなくとも、ぜひとも小さくも本当に顔の見える支援をしている団体はたくさんありますので、御自身の想いをチャリティランナー寄付に託して、ぜひともチャレンジをご検討ください。

Writer

今村 久美 代表理事

79年生まれ。岐阜県出身。慶應義塾大学卒。NPOカタリバ代表理事。ここではゆるくつぶやいていきます。

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