
「つくりたい未来に向けて、探究し続けたい」
そんな意欲を、全国の高校生へ当たり前に届けることを目指す全国高校生マイプロジェクト事業。今回は、共にマイプロジェクトを推進している全国各地の地域パートナー(地域団体)への伴走を担う新メンバーを募集中です。
地域パートナーの「この地域で、こんな学びを届けたい」という情熱を形にしながら、日本のどこにいても高校生が主体性を発揮できる未来を、共に創りませんか。
この職種で働くスタッフ
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山田 将平
2015年、筑波大学人文・文化学群卒業。 学生時代より公立高校授業内にて高校生のプロジェクト学習を支援。 「実際にやってみること」から得られる学びを、全国の高校生が得ていける環境づくりを目指しカタリバに入職。 マイプロジェクト事務局にて高校での探究カリキュラム立ち上げ運用、学校支援サービス立ち上げ、地域連携団体の制度立ち上げ、県・自治体連携、企業連携などを担当した後、2024年から事業責任者。
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鈴木 胡美
1991年生まれ、福島県出身。大学入学とともに上京するが、大学2年生の春に東日本大震災が起き、いつかは東北のために働きたいと思うようになる。大学卒業後は新卒で英会話スクールに就職し、その後カタリバが行っているマイプロジェクトの事業に携わりたいと思いカタリバに転職。2016年より女川向学館で勤務を開始し、東北各地での学校/自治体との連携プログラム立ち上げや企業連携の取り組み推進を経て、現在はマイプロジェクト事務局にて地域パートナー事業の責任者。
募集の背景

マイプロジェクトとは、「主体性」をもって、つくりたい未来に向けて「アクション」を行っていく、学びのプロセスです。そのプロセスを通して自分自身の興味関心の発見や、他者との協働、社会の価値発見・創造に向かう姿勢が育まれます。
その原点は、被災地・岩手県大槌町の高校生たちです。「支援を受けるばかりではなく、自分たちも何かしたい」と、自らプロジェクトに取り組んだ高校生たちは、その経験を通じて驚くほどに成長していきました(詳細はこちら)。その姿から、生きた学びの経験が日本中の高校生に必要であると考えて、2013年から今日に至るまで全国高校生マイプロジェクト事業を拡大してきました。
実際にマイプロジェクトに取り組んだ高校生は、地域や社会に対する意識・主体性・実行力が高まったり、キャリア上のリスクを乗り越える「キャリアレジリエンス」という指標が高まるという結果が出ています。また進学・就職後に、高校時代の経験を生かして活躍している例も生まれてきています。
参考:
マイプロジェクトに取り組んだ高校生たちの今|MyprojectStories
探究学習に取り組んだ高校生は、「キャリア上の困難を乗り越える力」が社会人と同等かそれ以上であることが明らかに

現在進行系で進む戦後最大の教育改革の中でも探究学習は重視されており、学校や行政の関心は年々高まっています。2024年には、過去最大となる107,057人の高校生がマイプロジェクトを実践。今後、事業をさらに拡大し、2026年までに120,000人の高校生にマイプロジェクトを届けることを目指しています。
もちろん規模の拡大だけではなく、探究的な学びに構造的にアクセスしにくい地方の高校生にも、等しく機会を届けることもとても大事にしています。
どんな環境に生まれ育った高校生にもマイプロジェクトを届けるため、私たちは各地に根ざし、地域の事情を熟知している団体や企業と協力して活動を広げています。こうした志を共にする仲間を、私たちは「地域パートナー」と呼んでいます。
地域パートナーの具体的な活動は、地域ごとのイベント開催や、高校生を支える大人たちのコミュニティづくり、さらには行政や学校との連携など多岐にわたります。地域によっては、高校生と地元の大人をつないだり、学校の「総合的な探究の時間」の授業をサポートしたりすることも。
地域パートナーは、カタリバと共に組織の枠を超えたネットワークを築き、全国の高校生が自ら未来を切り拓いていける環境を支えています。
今回は、そういった全国各地でマイプロジェクトを協働する16団体の「地域パートナー」への伴走を担う新メンバーを募集します。これからの時代を生きるうえで、社会をつくる一員として、高校生にとってどんな学びが必要なのか。そのために、地域にどんな機会や環境が必要なのか。日本の教育の「当たり前」をアップデートする取り組みに、ともに挑戦する仲間を求めています!
参考資料:
― 全国高校生マイプロジェクト 活動紹介
― 全国高校生マイプロジェクト公式サイト
仕事内容

主に、全国高校生マイプロジェクト事業の「地域パートナー」に対する伴走を担当します。(一人あたり5地域ほどを担当)
具体的には、下記のような業務を想定しています。
― 地域パートナーが行う繋がりづくり・協働推進の伴走
各地の地域パートナーは、マイプロジェクトへの参加者を増やすための学校の先生方との繋がりづくりや、イベント運営費などの協賛獲得に向けた活動も行っています。地域パートナーと共にその繋がりを開拓するべく、以下のようなサポートを担っていただきます。
▼学校・教員との連携強化
マイプロジェクトを授業に取り入れたい先生や、地域で熱心に活動されている先生を地域パートナーに紹介し、協力の輪を広げます。また、先生方が探究学習の進め方を学べる勉強会の開催をサポートし、学校との信頼関係づくりを後押しします。
▼資金調達・協賛獲得のサポート
その地域での活動費を確保するため、企業への提案資料の作成・提供を行います。時には、寄付や協賛を検討している企業向けの見学ツアーを企画したり、企業と連携したイベントの提案・実施までを地域パートナーと協力して進めます。
※寄付・協賛の獲得サポートは、先輩スタッフの助言を受けながら行いますのでご安心ください。
― 地域パートナーが開催するマイプロジェクト関連イベントの支援・協働推進
全国各地で、高校生の挑戦を後押しするさまざまなイベントやプログラムが開催されています。これらの「学びの場」がより良いものになるよう、地域パートナーと共に企画・運営を推進します。
▼高校生向けイベントの支援
マイプロジェクトに参加する高校生たちが、自分のアイデアを磨き、次の一歩を考えるためのワークショップなどを行うイベントです。スケジュールやタスクの管理表、当日使用する投影資料などを提供します。
▼「地域Summit」の開催サポート
地域Summitとは、日本最大級の学びの祭典「全国高校生マイプロジェクトアワード」における各地域での発表の場です。その地域Summitの準備や運営は、基本的には地域パートナーが担っています。定期的なミーティングでの進捗確認、リハーサルや当日の運営立ち会いなど、パートナーの一番の相談相手として共に地域Summitの成功を目指します。
▼教員・地域コーディネーター向け「勉強会」の企画支援
「探究学習をどう進めればいいのか」と悩む先生や、地域で高校生を支えるコーディネーターを対象とした勉強会をサポートします。カタリバの知見を活かしたカリキュラム作成のヒントを提供し、地域全体で高校生を支える土壌を耕します。
― その他
経験・スキル・業務習熟度に応じて、全国高校生マイプロジェクトアワードの設計・推進、新たな地域パートナー候補の開拓とアライアンス締結、地域パートナー同士のコミュニティマネジメントを担当する可能性もあります。
スタッフの1日、メンバー

コミュニティづくりの一環として、年に一度実施する地域パートナー同士の合宿の様子。
オフィスへの出社は最低週2日、在宅勤務も織り交ぜながら働けます。全国にメンバーがいるため月1回全員が集まる機会をつくるなど、メンバー間のコミュニケーションの活性化を図っています。
カタリバの各拠点や担当地域パートナーエリアへ、1地域につき年1〜2回を目安に出張が発生します。
10:00~:地域パートナーとの打ち合わせ準備、各種リサーチ等
12:00~:休憩
13:00~:地域パートナーとの打ち合わせ
15:00~:地域パートナーの担当者の内部打ち合わせ
18:00~:事務作業
職員インタビュー
― 山田将平(事業責任者)|「教育だけじゃなく社会を変える力もある」全国10万人に広がる学びのムーブメントの一翼を担う彼が目指すもの
― 鈴木胡美(地域パートナー伴走)|全国の仲間とつくる “高校生の探究的な学び” のムーブメント
― 加瀬仁美(広報・バックオフィス・地域パートナー伴走)|「経験を積んでもう一度子どもたちの力に」インターンを経て、再びカタリバを選んだわけ
― 大塚 莉紗(マイプロジェクトアワードの企画・運営)|“複業”のカフェ運営で「やってみる」価値を実感した彼女が、高校生に届けたいものとは
やりがい

カタリバ単体では見られなかった「多様な景色」を、地域パートナーと共に創る
本ポジションの最大の面白さは、カタリバという一つの組織で完結させるのではなく、あえて全国各地の地域パートナーと手を取り合い、その地域ならではの教育環境をゼロから編み上げていくことにあります。
現在、16以上の地域パートナーと協働していますが、活動の「色」は地域によって千差万別。それぞれの団体の個性が形になり、カタリバ単体では決して到達できなかった多様な成果や景色を目の当たりにできるのは、組織を超えたネットワークを築くこのポジションならではの面白さです。
地域パートナーの「人生の転機」や挑戦に伴走する喜び
単なる業務支援にとどまらず、関わる人々のキャリアや生き方そのものに、ポジティブな変化が起きる瞬間に立ち会うこともあります。例えば都内で働いていた方が、本事業に関わったことをきっかけに「地元のために」と想いを募らせ、実際に帰郷して起業を果たしたことも。その方は今はマイプロジェクトの地域パートナーとして活躍してくださっています。
高校生だけでなく、共に歩む大人たちが「未来をつくる意欲」を爆発させ、自らの人生を切り拓いていく姿を一番近くで支えられるのもこの仕事の魅力です。
地域発の「教育の新しい当たり前」を全国へ広げ、社会を動かす確かな手応え
地域での試行錯誤から生まれた「人づくり」の種を、全国的なムーブメントへと昇華させていく。そんな社会を動かす確かな手応えを感じられます。
2026年までに120,000人の高校生がマイプロジェクトを実践できる環境を目指す中で、現場での具体的な試行錯誤(具体)と、日本全国の教育をアップデートするという大きな目標(抽象)の両面に関わることができます。
「どんな環境に生まれ育っても、未来は自分たちで創っていける」という社会の基盤づくりに、伴走者として携わる誇りを感じられる仕事です。
求める人物像
- 「探究学習」「キャリア教育」「地域活性化」「21世紀型スキル」「PBL」「コミュニティデザイン」「コレクティブインパクト」などのキーワードに関心がある方
- 「地方」や「教育」に対する課題意識や想いがある方
- これからの社会を創っていく子ども・若者が育まれる仕組み・生態系づくりに挑戦したい方
- 様々なステークホルダーとの協働を通した「社会的インパクト」の質向上と拡大を追求したい方
- 日本最大級の探究学習プログラムを通じて、本気で日本の教育に寄与したい方
求めるスキル・経験
- 成果に向かって計画的にプロジェクトを企画・推進した経験(規模不問)
- 抽象と具体を行き来しながらニーズや課題を捉えて構想する力
- 仮説検証を繰り返しながら、具体的にプロセスを作り込む力
募集要項
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雇用形態
正職員
業務委託・非常勤職員などのご希望があれば応相談 -
募集職種
地域パートナー伴走担当
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配属部署
全国高校生マイプロジェクト事業部
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配属部署の体制
全国高校生マイプロジェクト事業部は、事業責任者の山田のもと、地域パートナー伴走/アワード/広報・FR/事務の4チームで構成され、計10名のフルタイムメンバーが所属しています。
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勤務地
NPOカタリバ本部オフィス
東京都中野区中野5-15-2
JR中央・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」徒歩6分・2024年10月に本部を移転増床し、より働きやすく共創が生まれるオフィス環境の整備を進めています
・ハイブリッドワークを取り入れており、出社/在宅の割合はチームや時期によっても異なります
・一定割合の出社を推奨していますが、個別の状況なども踏まえて応相談です(但し、完全リモートは原則想定していません) -
勤務時間
10:00-19:00
※始業時間の調整など応相談です -
給与
想定年収 420~500万円(手当込み)
※ただし、当社規定により経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定月給 30万円~
(45時間分の時間外手当として7.6万円~を含む/超過分は別途追加支給) -
待遇・福利厚生
・賞与は業績に応じ年1回支給
(過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動)
・昇給は半年に1回、人事考課により決定
・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
・産育休制度
・通勤手当
・健康診断、インフルエンザの予防接種
・専門家によるオンラインカウンセリング
・屋内禁煙
・副業も可能です(内容に応じて要相談) -
働く環境・職場の雰囲気
・服装は自由です
・役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です
・カタリバのVisionの実現に向けてお互いの事業や全社の方針への理解を深めるため、毎月「オルミ(katariba all meeting)」と呼ばれる全社のオンラインミーティングや年1回全職員が集まる宿泊型の研修「全社会議」などを行っています -
休日休暇
完全週休2日(土日祝)
*夏期休暇(3日)、年末年始休暇(5日)
*慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇
*有給休暇、新規入職者に対する特別休暇 -
契約期間
有期雇用(3年)
※3年後の面談で双方問題なければ無期雇用に転換または延長いたします -
応募資格
<必須要件>
*成果に向かって計画的にプロジェクトを企画・推進した経験(規模不問)
*抽象と具体を行き来しながらニーズや課題を捉えて構想する力
*仮説検証を繰り返しながら、具体的にプロセスを作り込む力<歓迎要件>
*toB の顧客折衝経験
*営業職経験
*イベント企画運営経験(教育領域の経験は尚歓迎) -
採用予定人数
1名
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選考プロセス
▼書類選考
▼一次面接(採用チーム)
▼二次面接(事業責任者など)+Web適性検査
▼最終面接(代表理事・事務局長)
▼内定※平均3~4回の面接を経て内定となります
※基本的にはオンライン面接ですが、選考プロセスのなかで一度、配属予定の拠点にお越しいただくことが多いです
※選考期間は概ね2〜4週間程度です。候補者の状況によって、最短2日にまとめて実施するなど希望に沿ったアレンジも可能ですのでご相談ください


