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「言葉や想像を超える体験がここにはある。」カタリ場キャスト・インターン卒業生INTERVIEW

vol.073Interview
Profile

川口 慎一郎 Shinichiro Kawaguchi カタリバ場キャスト・インターン卒業生

1994年6月生まれ。2018年3月法政大学法学部国際政治学科卒業。大学1年の2013年4月から学生リーダー含む150回を超えるカタリ場の企画参加。インターンは、2014年1月~2015年3月 キャスト育成のため、研修の設計企画・運営のインターンを経験。1年の留学・複数の企業インターンを経て、2017年7月~2018年1月 カタリ場のインターンに戻り、主に専門学校生への研修設計企画・運営、組織マネジメントを行う。2018年4月、バリューマネジメント株式会社入社。2019年8月現在、東京にてインバウンド・MICE誘致や BtoBの新規開拓・提案営業を担当。

現在どんな仕事をされていますか?

バリューマネジメントという会社で、インバウンド・MICE誘致・BtoBの新規開拓の提案営業をしています。 会社として取り組んでいることはとてもユニークで、 「日本の文化を紡ぐ」ことをテーマに歴史的建造物や街並みを、宿泊施設・MICE/イベント施設などの事業に活用し、日本の価値ある文化を後世に残す取り組みをしています。

僕のミッションは、法人や組織団体に対してソリューションを提案することで、弊社運営施設の「稼働を最大化」をすることです。 めちゃくちゃ面白いです。(笑) 本気で仕事をしています。 具体的な仕事内容は、営業ということもあり、日本や海外のどこにニーズがあるのか、仮説を立て、ゼロからマーケットを分析し、組織を巻き込み、成果を上げることです。

また、すごいスピード感の中で常にPDCAを回しながら、顧客の身になって仕事をするスタンスや、 組織に関わるヒトモノコトに対して自分ごととして解決策を提案し実行していくことなどは、カタリバで活動していたことが基盤になっていると感じています。

「仕事はめちゃくちゃ面白い。」表彰されたことも

川口さんがカタリ場キャストに
応募したきっかけや理由は何でしたか?

実はただの焦りからでした(笑)。教育に興味があったとか、そういうわけではないんです。

高校までは、全国大会を目指して365日本気でサッカーのことを考えていました。でも大学では部活でサッカーはやらないと決めていたし、就きたい職業もない。当時は何かしたいけど何をしたらいいか分からない状況でした。そんな時にたまたま高校生の時からカタリバで活動をしていた知り合いがいたので、カタリ場キャストに参加しました。

もちろん「何でもいい」というわけではなく、国際協力系の団体や企業のインターンなど色々見たのですが、 カタリバは、熱さと本気度が圧倒的だったと、今でも鮮明に覚えています。ここしかない!と思いましたね。直感です。

カタリ場では、大学生同士学年関係なく、「きっかけを届ける 」ためにまだ出会ったことのない高校生に思いを馳せ、本気で考え抜く。 その過程の中で、いっぱい挑戦し、いっぱい食らい付き、何回泣いたかわからないです(笑) 。それだけ、僕の人生では高校時代の部活と同じくらいの熱量を持って取り組んでいました。

本気で取り組んだからこそ、時には涙することも

キャストからさらにインターンにも
挑戦しようと思った理由を教えてください。

よりよいカタリ場に・よりよいチームにしたかったからです。 加えて、カタリ場に関わる人が増えれば、本気で社会は良くなると思い、さらに高い視点・視座で組織にコミットしたいと思ったのも理由です。そもそも、カタリバに出会った当初からインターンをやろうと決めていたんですけどね。

深く関わっていく中で、 今までの先輩方が残してきてくれたものを後輩にも繋げていきたい、 自分が貰った言葉の数々を恩返ししていきたいという思いも強くなり、インターンという形で活動しました。

当時は、毎日カタリバのことばっかり考えていましたね(笑)。 振り返ってみるとインターンとしての活動は、自ら提案し、自ら仕事を創りに行ける環境だったと思います。 ありたい未来との差分、それを解決するためのアクションを仲間と一緒に創っていきました。なかなか他の環境でできることではありません。

また、大学生活で1つのことにあれだけ没頭した経験って、めちゃくちゃ有意義な時間の使い方だったと思います。 今の仕事の型もその当時に形成されたといっても、過言ではありません。

大学生活で没頭したカタリ場インターンの活動

キャストやインターン、カタリバの活動を
通じて得たものがあれば聞かせてください。

スキル云々は、もちろんたくさんあります。 組織マネジメント・プロジェクトマネジメント・マーケティング・パソコンスキルなどなど。 今ベンチャーで働いているので、ゼロベースで物事を思考することは特に活きているんじゃないかと思います。

でも、そこが本質ではないんです。

大きくは2つあって、 1つ目は、「目には見えない」ことも大事だという物事の本質を、心の底から感じられるようになったことです。 学歴・結果・見た目などの「目に見えやすい」ものだけで判断するのではなく、背景やプロセス、想いなど、「目に見えないもの」が大切だということ。その「目には見えない」ことの中にこそ、本質はあったりします。物事の本質は何か?と常に考えることは、今の実生活にもすごく活きています。 自分の組織にとって、相手にとって、一番大事なことは何か。常に体現しながら生きることが、仕事で信頼を得ることにもつながっているのではないかと思っています。

2つ目は、得たものと言うと表現として適切かどうかは、わかりませんが、「仲間」です。 あれだけ本気で濃い時間を過ごした仲間は、かけがえのない財産です。同じ志を持って社会に出ている仲間がたくさんいることは、とても素敵なことだと思っています。

また就活の時は15人くらいの元カタリ場キャスト・インターンの先輩方にお時間をいただき、相談をさせてもらいました。めちゃくちゃ忙しいのに時間を取ってくれて、時には厳しいことを言ってくれる方がいるということが、とても幸せなことだと。 今の会社で覚悟を持って働けているのも、学生時代、自分の考えや想いをしっかり腹落ちさせる期間があったということは大きいです。

かけがえのない仲間がたくさんできた

カタリバでの活動が自分の人生に与えた影響、
という意味だとどうでしょうか。

本当の意味で、1人1人が違っていいんだということを感じられるようになったことが、1番大きな変化です。

高校生まではスポーツの世界で生きていたので、「勝ち負け」がすべて。物事には必ず「上か下」があると思っていました。 物差しは1つしかなくて、それですべてが判断される。その価値観だと、結果が出ない=自分はダメだと思ってしまうので、それが苦しい時もあって。カタリバで目の前の人と向き合っている中で、自分とも向き合い、良いところもダメなところも含めて自分なんだと受け容れることができ、自分のことも相手のことも捉え方が少しずつ変わっていきました。

とはいえ今、社会人1年目。本当に苦しいことも多くて・・・思うようにうまくいかなくて、一喜一憂しまくりましたけどね(笑) 。だからこそ、1人1人がお互いに助け合って、 各々の個性・想い・強みを最大限発揮できるようなチームを創ることが大事だと思っています。

これはカタリバ時代から今も変わらず、大事にしていることです。どれだけ、助け合え、補うことができるか。そのほうが強く素敵なチームだと僕は思います。成果も出ると信じています。 伝える言葉も、どれだけ目の前の人に届くように伝えることができるのか。 全員が輝けるチームを創ること、 目の前のヒトモノコトの未来の可能性を誰よりもまず自分が信じること。社会人の今でも、何よりも大事にしていることです。

キャストやインターン経験を
今の学生におすすめするポイントは?

何をするかより、”誰”とするか、”何のため”にするか。”何”をするか、ということも非常に大事だと思いますが、それ以上に”誰”と”何のため”にコトに向き合っていくのか…小手先の技術・スキル・成長より自分に圧倒的に向き合う機会、人生を通して、大事なものに気づく機会がカタリバにはたくさんあると僕は思います。

また、”圧倒的な成長”とよく謳い文句としてありますが、それは結果論であり、 成長を左右するのは、環境ではなく、自分自身だと思います。 環境は、作られるものではなく、創るものですしね。皆さん次第で、大きく成長を創り出せます。

それ以上に何のために成長するのか考え、自分の心の底にある想いに気づきどんな人生を歩んでいきたいか自分で決めることが、一番大事なことだと思っています。そんな、大事なことが見つかる、言葉や想像を超える体験がここにはあります。

是非、来てみてください。これを読んでいるあなたに、どこかでお会いできることを楽しみにしています。

川口さん、ありがとうございました!

カタリ場キャスト・インターン卒業生のインタビュー
#01/「カタリ場と出会って人生が180度変わった。」星野 七海
#02/「正解やセオリーがない事に向き合うやりがい。」肱岡 佑
#04/「カタリバで学んだことは、人生を幸せにする方法。」吉岡 夏美


 

 

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Writer

青柳 望美 編集長

1983年生まれ。群馬県前橋市出身。大学時代は英語ができないバックパッカー。人材系企業数社で営業・営業企画・Webマーケティング・Webデザインを担当。非営利セクターで働いてみたいと考え2014年4月にカタリバに転職。全国高校生マイプロジェクトの全国展開・雲南市プロジェクト・アダチベースなどの立上げを担当。現在は新規プロジェクトの企画や団体のブランディングなどを担当。カタリバmagazine編集長。

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